特許
J-GLOBAL ID:201803018221928042

ウイルス不活性化生物学的混合物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 加藤 公延 ,  大島 孝文
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-548884
特許番号:特許第6254187号
出願日: 2013年12月19日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ウイルス安全性のある血小板抽出物を生物学的原料から調製するための方法であって、該方法は、 該原料を提供する工程と、 両親媒性ポリマーを提供する工程と、 該原料を、ウイルス不活性化が可能な溶媒/界面活性剤(S/D)、及び該両親媒性ポリマーで処理する工程と、 該処理された原料を疎水性相互作用クロマトグラフィー(HIC)樹脂に接触させ、前記樹脂をエタノール、イソプロパノール、グリセロール、およびエチレングリコールから選択される有機溶媒と、NaCl、KCl、MgCl2、およびCaCl2から選択される塩とを含む溶液で洗浄することによって、該S/Dを除去する工程と、 非結合分画を含む物質をHICから回収する工程と、を含み、 該方法は、少なくとももう1つの直交するウイルス不活性化処理を含み、 前記両親媒性ポリマーが、ポリビニルピロリドン(PVP)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、及びこれらの組み合わせから選択され、 前記原料が、細胞及び/又は細胞粒子及び/又は細胞小器官を含む原料、血液バフィーコート、血小板を含む原料、ならびに、複数のドナーからプールされた血小板富化分画から選択され、 前記S/Dで処理された原料中の前記PVPの濃度が、約0.01〜0.9mMの範囲である、および/または、前記S/Dで処理された原料中の前記HPMCの濃度が、約0.01〜0.3mMの範囲であり、 これによって、ウイルス安全性のある血小板抽出物を得る、方法。
IPC (3件):
A61K 35/19 ( 201 5.01) ,  A61K 35/12 ( 201 5.01) ,  A61K 35/14 ( 201 5.01)
FI (3件):
A61K 35/19 Z ,  A61K 35/12 ,  A61K 35/14

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