特許
J-GLOBAL ID:201803018238420921

車体の接合位置の最適化解析方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 壽彦
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-196330
特許番号:特許第6278087号
出願日: 2016年10月04日
要約:
【課題】自動車の走行状態を考慮して、車体に追加する最適な追加接合点を求める車体の接合位置の最適化解析方法及び装置を提供する。 【解決手段】本発明に係る車体の接合位置の最適化解析方法は、車体骨格モデル31に追加する追加接合点75を求めるものであって、車体骨格モデル31と車台モデル51とを接続部を介して接続して車両モデルを生成する車両モデル生成ステップS3と、該車両モデルの走行解析を行い、走行時に前記接続部に生じる荷重を取得する走行解析ステップS5と、車体骨格モデル31に接合候補73を設定して最適化解析モデル71を生成する最適化解析モデル生成ステップS7と、最適化解析条件を設定する最適化解析条件設定ステップS9と、最適化解析モデル71に前記接続部に生じる荷重を与え、前記最適化解析条件を満たす追加接合点75を接合候補73の中から選出する最適化解析ステップS11とを備えることを特徴とするものである。 【選択図】 図8
請求項(抜粋):
【請求項1】 平面要素及び/又は立体要素からなる複数の部品を有してなり、該複数の部品を部品組みとして接合する接合点又は接合部とを有する車体骨格モデルを用いて、前記部品組みの接合に用いられる点接合又は連続接合の最適化解析を、コンピュータが以下の各ステップを行う車体の接合位置の最適化解析方法であって、 コンピュータが、前記車体骨格モデルと車台モデルとを接続して車両モデルを生成する車両モデル生成ステップと、 コンピュータが、該車両モデルの走行解析を行い、走行時に前記車体骨格モデルにおける前記車台モデルとの接続部に生じる荷重及び/又は変位を取得する走行解析ステップと、 コンピュータが、前記部品組みに追加して接合する追加接合点又は追加接合部の接合候補を前記車体骨格モデルに設定し、最適化解析の解析対象とする最適化解析モデルを生成する最適化解析モデル生成ステップと、 操作者の指示によりコンピュータが、前記最適化解析モデルに対して最適化解析条件を設定する最適化解析条件設定ステップと、 コンピュータが、前記最適化解析モデルに前記走行解析ステップで取得した前記接続部に生じる荷重及び/又は変位を与えて最適化解析を行い、前記最適化解析条件を満たす追加接合点又は追加接合部を前記接合候補の中から選出する最適化解析ステップとを備え、 前記最適化解析モデル生成ステップにおいて、前記接合候補は、前記車体骨格モデルの各部品組みに予め設定された接合点又は接合部同士の間に所定の間隔で設定されることを特徴とする車体の接合位置の最適化解析方法。
IPC (3件):
G01M 17/007 ( 200 6.01) ,  G06F 17/50 ( 200 6.01) ,  B62D 65/00 ( 200 6.01)
FI (5件):
G01M 17/007 Z ,  G06F 17/50 680 Z ,  G06F 17/50 604 A ,  G06F 17/50 612 G ,  B62D 65/00 Z

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