特許
J-GLOBAL ID:201803018451333544

液化ガスタンク用断熱パネルおよび液化ガスタンクの断熱構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 鎌田 直也 ,  鎌田 文二 ,  中谷 弥一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-120807
公開番号(公開出願番号):特開2017-223327
出願日: 2016年06月17日
公開日(公表日): 2017年12月21日
要約:
【課題】液化ガスタンクに用いる断熱パネルに真空断熱体による高い断熱性を持たせると共に、そのような断熱パネルに使用上充分な強度と耐久性を持たせ、しかも施工の容易な液化ガスタンク用断熱パネルとすることである。【解決手段】独立型の金属製タンクTを覆うように配置される多層構造の断熱パネルPであり、極低温のLNGの接する液化ガスタンクTの外面に沿わせて順に重ねた一次断熱層3および二次断熱層2を発泡合成樹脂製の成形体で形成し、二次断熱層2の表面と外装用ジャケット1との間に、板状の真空断熱体4を2層重ねて介在させ、さらに2層の真空断熱体4のうち最上位のものの表面から側部にかけてガラスクロス5を被覆すると共に、このガラスクロス5の縁に二次断熱層2の側部に至る所定幅の包み代5aを設け、この包み代5aで1層以上の真空断熱体4をまとめて二次断熱層2に接着等により固定して設ける。【選択図】図1
請求項(抜粋):
液化ガスタンクの外面を覆うように配置される多層構造の断熱パネルからなり、前記液化ガスタンクの外面に沿わせて順に重ねた一次断熱層及び二次断熱層を発泡合成樹脂製の成形体によって設け、前記二次断熱層の表面に、多孔質芯材層を気密性袋に封入して内部の減圧された板状の真空断熱体を1層以上設けた液化ガスタンク用断熱パネルにおいて、 前記1層以上の真空断熱体の最上位の表面から側部にかけてガラスクロスで被覆すると共に、このガラスクロスの縁部分に前記二次断熱層の側部に至る包み代を設け、この包み代で前記1層以上の真空断熱体をまとめて前記二次断熱層に固定して設けたことを特徴とする液化ガスタンク用断熱パネル。
IPC (2件):
F17C 3/04 ,  B65D 90/02
FI (2件):
F17C3/04 E ,  B65D90/02 B
Fターム (14件):
3E070AB32 ,  3E070DA09 ,  3E070NA01 ,  3E070NA04 ,  3E070SA01 ,  3E172AA03 ,  3E172AB04 ,  3E172BA06 ,  3E172BD02 ,  3E172DA03 ,  3E172DA04 ,  3E172DA13 ,  3E172DA17 ,  3E172DA23

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