特許
J-GLOBAL ID:201803018494620652

変形性関節症の治療において使用されるアデノウイルスベースの生物学的送達および発現系

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 今井 秀樹 ,  藤田 アキラ
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-016342
公開番号(公開出願番号):特開2018-075035
出願日: 2018年02月01日
公開日(公表日): 2018年05月17日
要約:
【課題】変形性関節症の治療および予防のためのヒトまたは哺乳動物関節における滑膜細胞中での生物学的に活性な組換えインターロイキン-1受容体アンタゴニスト(Il-1Ra)の長期発現を可能とする改善された送達および発現系を提供する。【解決手段】本発明は、ヒトまたは哺乳動物インターロイキン-1受容体アンタゴニスト(Il-1Ra)をコードする核酸配列、左右逆方向末端反復(LITRおよびRITR)、アデノウイルスパッケージングシグナルおよび非ウイルス非コードスタッファー核酸配列を含有するヘルパー依存性アデノウイルスベクターを含む、滑膜細胞中でのヒトまたは哺乳動物インターロイキン-1受容体アンタゴニスト(Il-1Ra)の長期誘導性遺伝子発現によるヒトまたは哺乳動物関節における変形性関節症の治療または予防において使用されるアデノウイルスベースの生物学的送達および発現系に関する。【選択図】図5
請求項(抜粋):
ヒトまたは哺乳動物インターロイキン-1受容体アンタゴニスト(Il-1Ra)をコードする核酸配列、左右逆方向末端反復(LITRおよびRITR)、アデノウイルスパッケージングシグナルおよび非ウイルス非コードスタッファー核酸配列を含有するヘルパー依存性アデノウイルスベクターを含む、滑膜細胞内でのヒトまたは哺乳動物インターロイキン-1受容体アンタゴニスト(Il-1Ra)の長期誘導性遺伝子発現によるヒトまたは哺乳動物関節における変形性関節症の治療または予防において使用されるアデノウイルスベースの生物学的送達および発現系であって、滑膜細胞中での前記ヒトまたは哺乳動物インターロイキン-1受容体アンタゴニスト(Il-1Ra)遺伝子の発現は、ヒトまたは哺乳動物インターロイキン-1受容体アンタゴニスト(Il-1Ra)をコードする前記核酸配列のリーディングフレームの上流に局在し、かつ免疫刺激物質のレベルの増加により特異的に活性化される炎症誘導性プロモーターにより調節される、送達および発現系。
IPC (4件):
C12N 15/09 ,  A61K 31/708 ,  A61K 48/00 ,  A61P 19/02
FI (4件):
C12N15/00 A ,  A61K31/7088 ,  A61K48/00 ,  A61P19/02
Fターム (18件):
4B065AA90Y ,  4B065AA95X ,  4B065AA95Y ,  4B065AB01 ,  4B065BA02 ,  4B065CA24 ,  4B065CA44 ,  4C084AA13 ,  4C084MA05 ,  4C084NA13 ,  4C084NA14 ,  4C084ZA961 ,  4C086AA01 ,  4C086AA02 ,  4C086MA02 ,  4C086MA05 ,  4C086NA13 ,  4C086ZA96
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • IL-1β結合抗体およびその断片
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2008-518374   出願人:ゾーマテクノロジーリミテッド, マサトリンダ, ハーク-フレンドスコマリー, チェンガン, ホーウィッツアーノルド, ロエルマリナ
引用文献:
審査官引用 (8件)
  • "C3-Tat/HIV-regulated intraarticular human interleukin-1 receptor antagonist gene therapy results in
  • "Improvements in adenoviral vector technology: overcoming barriers for gene therapy"
  • "Improved system for helper-dependent adenoviral vector production"
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