特許
J-GLOBAL ID:201803018596640054
液冷式冷却装置用放熱器およびその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
清水 義仁
, 清水 久義
, 高田 健市
, 松村 直都
, 渡邉 彰
, 岸本 瑛之助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-254684
公開番号(公開出願番号):特開2018-107365
出願日: 2016年12月28日
公開日(公表日): 2018年07月05日
要約:
【課題】部品点数を減らすことができるとともに、製造コストが安価になる液冷式冷却装置用放熱器およびその製造方法を提供する。【解決手段】液冷式冷却装置用放熱器6は、複数のフィンプレート14と、全フィンプレート14を一体に連結する連結部材15とからなる。フィンプレート14は、縦長方形の平板状プレート本体16と、プレート本体16の両端部に一体に設けられた幅狭部17とよりなる。全フィンプレート14を、プレート本体16の板厚方向に間隔をおいて配置する。連結部材15は、プレート本体16の幅狭部17と一体に設けられた平板部18と、隣り合う平板部18どうしを上下両端で交互に連結する円弧状部19,21とからなるコルゲート状である。プレート本体16、幅狭部17および平板部18の厚みが等しく、プレート本体16の両側面、幅狭部17の両側面および平板部18の両側面は同一平面上に位置している。【選択図】図4
請求項(抜粋):
頂壁、底壁および周壁を有するケーシングを備えており、ケーシング内に、ケーシング内に流入した冷却液が流れる冷却液流路が設けられ、ケーシングの頂壁外面および底壁外面のうち少なくともいずれか一方に取り付けられる発熱体を、冷却液流路を流れる冷却液により冷却する液冷式冷却装置において、ケーシング内の冷却液流路に配置されて発熱体から発せられる熱を冷却液に放熱する放熱器であって、
互いに間隔をおいて並列状に配置された複数の縦長方形状フィンプレートと、全フィンプレートを一体に連結する連結部材とからなり、フィンプレートが、長手方向が冷却液の流れ方向を向くとともに幅方向が上下方向を向き、かつ長手方向両端寄りの一定長さ部分に平板状部を有するプレート本体と、プレート本体の長手方向両端部に、それぞれ当該端部からプレート本体の長手方向外側に突出するように一体に設けられ、かつ上下両端がプレート本体の上下両側縁よりもプレート本体の幅方向内側に位置する幅狭部とよりなり、全フィンプレートが、プレート本体の長手方向を冷却液の流れ方向に向けるとともに幅方向を上下方向に向けた状態で板厚方向に間隔をおいて配置され、連結部材が、フィンプレートのプレート本体の幅狭部と一体に設けられた平板部と、隣り合う平板部どうしを上端および下端で交互に連結する円弧状部とからなるコルゲート状であり、連結部材の平板部が、長手方向を上下方向に向けるとともに厚み方向をフィンプレートのプレート本体の厚み方向に向け、かつ上下両端がプレート本体の上下両端よりもプレート本体の幅方向内側に位置しており、連結部材の上側円弧状部の中間部が上方に突出するとともに下側円弧状部の中間部が下方に突出しており、フィンプレートのプレート本体、幅狭部および連結部材の平板部の厚みが等しくなっているとともに、プレート本体の平板状部の厚み方向両側面、幅狭部の厚み方向両側面および連結部材の平板部の厚み方向両側面が同一平面上に位置している液冷式冷却装置用放熱器。
IPC (3件):
H01L 23/473
, H01L 23/36
, H05K 7/20
FI (3件):
H01L23/46 Z
, H01L23/36 Z
, H05K7/20 N
Fターム (11件):
5E322AA01
, 5E322AA05
, 5E322DA04
, 5E322EA10
, 5F136BA07
, 5F136BA14
, 5F136BA36
, 5F136CB06
, 5F136DA27
, 5F136FA02
, 5F136GA12
引用特許:
審査官引用 (3件)
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ヒートシンクおよびその製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-208002
出願人:昭和電工株式会社
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放熱装置のろう付方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2013-067847
出願人:昭和電工株式会社
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液冷式冷却装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2009-245319
出願人:株式会社豊田自動織機, 昭和電工株式会社
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