特許
J-GLOBAL ID:201803018636308864

二軸ガスタービン発電設備、及びその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 森 隆一郎 ,  志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  山崎 哲男 ,  松沼 泰史
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-144230
公開番号(公開出願番号):特開2018-014858
特許番号:特許第6288529号
出願日: 2016年07月22日
公開日(公表日): 2018年01月25日
請求項(抜粋):
【請求項1】 圧縮機ロータを有し、前記圧縮機ロータの回転で空気を圧縮して圧縮空気を生成する圧縮機と、 前記圧縮空気中で燃料を燃焼させて燃焼ガスを生成する燃焼器と、 前記燃焼器に供給する前記燃料の流量を調節する燃料調節弁と、 前記圧縮機ロータと機械的に連結されている高圧タービンロータを有し、前記燃焼ガスで前記高圧タービンロータが回転する高圧タービンと、 前記高圧タービンロータに連結されていない低圧タービンロータを有し、前記高圧タービンから排気された前記燃焼ガスで前記低圧タービンロータが回転する低圧タービンと、 前記低圧タービンロータの回転で発電し、交流電力が流れる外部系統と電気的に接続されている発電機と、 前記圧縮機ロータと機械的に連結されていると共に、前記発電機と並列に前記外部系統と電気的に接続されている誘導モータと、 電気的接続関係で前記誘導モータと前記外部系統との間に設けられて、前記誘導モータと前記外部系統との間での電力の送受電を制御すると共に、前記誘導モータからの電力を外部系統側へ送電させる際には、前記誘導モータからの電力の周波数を前記外部系統の周波数に変換し、前記外部系統側からの電力を受電して前記誘導モータに供給させる際には、前記外部系統からの電力の周波数を前記誘導モータの周波数に変換する第一周波数変換器と、 前記発電機及び前記誘導モータと並列に前記外部系統と電気的に接続されている二次電池と、 電気的接続関係で前記二次電池と前記外部系統との間に設けられて、前記二次電池の充放電を制御すると共に、前記二次電池からの直流電力を前記外部系統に放電させる際には、前記二次電池からの直流電力を前記外部系統の周波数に合った交流電力に変換し、前記外部系統からの交流電力を前記二次電池に充電させる際には、前記外部系統の交流電力を直流電力に変換する第二周波数変換器と、 前記燃料調節弁、前記第一周波数変換器及び第二周波数変換器を制御する制御装置と、 を備え、 前記制御装置は、 要求出力を外部から受け付ける受付部と、 前記要求出力の単位時間当たりの変化量である要求出力変化率の絶対値が発電機出力の単位時間当たりの最大変化量である最大出力変化率の絶対値より大きいか否かを判断する第一判断部と、 前記第一判断部により前記要求出力変化率の絶対値が前記最大出力変化率の絶対値より大きいと判断された後、予め定められた条件を満たしているか否かを判断する第二判断部と、 前記要求出力の変化に応じて、前記燃料調節弁の開度を制御し、前記第一判断部により前記要求出力変化率の絶対値が前記最大出力変化率の絶対値より大きいと判断されると、前記発電機の出力が前記最大出力変化率で変化するよう前記燃料調節弁の開度を制御する燃料制御部と、 前記第一判断部により前記要求出力変化率の絶対値が前記最大出力変化率の絶対値より大きいと判断されると、前記第一周波数変換器により、前記誘導モータと前記外部系統との間で送受電させる第一制御部と、 前記第二判断部により前記予め定められた条件を満たしていると判断されると、前記誘導モータに送電させている場合には、前記第二周波数変換器により前記二次電池から放電させ、前記誘導モータに受電させている場合には、前記第二周波数変換器により前記二次電池に充電させる第二制御部と、 を有し、 前記予め定められた条件は、前記誘導モータが送受電する電力が前記誘導モータに対して定められている最大許容電力になっている、又は前記圧縮機ロータの回転数が前記圧縮機の許容回転数範囲よりも狭い切替回転数範囲内の限界になっている、である、 二軸ガスタービン発電設備。
IPC (4件):
H02P 9/04 ( 200 6.01) ,  F02C 3/10 ( 200 6.01) ,  F02C 6/00 ( 200 6.01) ,  F02C 9/28 ( 200 6.01)
FI (4件):
H02P 9/04 F ,  F02C 3/10 ,  F02C 6/00 B ,  F02C 9/28 C
引用特許:
出願人引用 (2件)

前のページに戻る