特許
J-GLOBAL ID:201803018717641029

コンクリート構造物の浮き及び剥離の検査方法及びコンクリート構造物の修復方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 長谷川 芳樹 ,  黒木 義樹 ,  近藤 寛 ,  大野 新
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-205024
公開番号(公開出願番号):特開2018-066632
出願日: 2016年10月19日
公開日(公表日): 2018年04月26日
要約:
【課題】コンクリート構造物の浮き及び剥離を定量的に検査する。【解決手段】打撃工程により先端に弾性体の球体3を有するハンマー2によりコンクリート構造物10に打撃が加えられ、測定工程により打撃工程におけるハンマー2の球体3とコンクリート構造物10との接触時間Tとハンマー2の球体3の速度V0とが測定され、算出工程により、測定工程で測定された接触時間T及び速度V0と、ハンマー2の球体3のポアソン比νH、弾性係数EH、質量m、半径r及びコンクリート構造物10のポアソン比νCとから、コンクリート構造物10の弾性係数ECが算出され、評価工程により、算出工程により算出されたコンクリート構造物10の弾性係数ECが予め設定された健全度閾値より小さいときに、コンクリート構造物10に浮き11及び剥離12のいずれかが生じていると評価される。よって、コンクリート構造物10の浮き11及び剥離12を定量的に検査できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
先端に弾性体の球体を有するハンマーによりコンクリート構造物に打撃を加える打撃工程と、 前記打撃工程における前記ハンマーの前記球体と前記コンクリート構造物との接触時間と、前記ハンマーの前記球体の速度とを測定する測定工程と、 前記測定工程で測定された前記接触時間及び前記ハンマーの前記球体の速度と、前記ハンマーの前記球体のポアソン比と、前記ハンマーの前記球体の弾性係数と、前記ハンマーの前記球体の質量と、前記ハンマーの前記球体の半径と、前記コンクリート構造物のポアソン比とから、前記コンクリート構造物の弾性係数を算出する算出工程と、 前記算出工程により算出された前記コンクリート構造物の弾性係数が予め設定された健全度閾値より小さいときに、前記コンクリート構造物に浮き及び剥離のいずれかが生じていると評価する評価工程と、 を備えたコンクリート構造物の浮き及び剥離の検査方法。
IPC (4件):
G01N 29/04 ,  G01N 33/38 ,  G01N 29/22 ,  G01N 29/44
FI (4件):
G01N29/04 ,  G01N33/38 ,  G01N29/22 ,  G01N29/44
Fターム (12件):
2G047AA10 ,  2G047AC00 ,  2G047AD09 ,  2G047BA04 ,  2G047BC07 ,  2G047BC20 ,  2G047CA03 ,  2G047EA10 ,  2G047GA18 ,  2G047GG06 ,  2G047GG30 ,  2G047GG33
引用特許:
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る