特許
J-GLOBAL ID:201803019261317573
撮像装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
名古屋国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-209732
公開番号(公開出願番号):特開2018-074285
出願日: 2016年10月26日
公開日(公表日): 2018年05月10日
要約:
【課題】シャッタ時間の異なる複数の画像を合成することで生成されるダイナミックレンジの広い合成画像におけるSN特性の低下を抑制する技術を提供する。【解決手段】S110では、次サイクルの撮像に使用するシャッタ時間ST1〜ST3および総合ゲインGを設定する。アナログゲインGaが上限値Guまで割り振られた場合でも、最低限のS/Nを確保するのに必要なデジタルゲインGdの制限値をGthとする。S120〜S160では、G≦Gthである場合、ゲインの割り振りをGd←G、Ga←1とする。G>Gthである場合、G-Gth≦Guであれば、ゲインの割り振りをGd←Gth、Ga←G-Gthとし、G-Gth>Guであれば、ゲインの割り振りをGa←Gu、Gd←G-Guとする。【選択図】図9
請求項(抜粋):
撮像時のシャッタ時間および撮像によって取得される画像の画素値を出力する際の増幅率であるアナログゲインを調整可能に構成された撮像部(2)と、
前記撮像部にて撮像され、前記シャッタ時間が異なる画像である複数の原画像の画素値を、デジタル化して合成することで合成画像を生成するように構成された合成部(31,32)と、
前記合成部にて生成された合成画像の画素値を、予め設定された増幅率であるデジタルゲインにて増幅することで増幅画像を生成するように構成された増幅部(33)と、
前記増幅部にて生成された増幅画像の画素値を、予め設定された圧縮特性に従って圧縮することで出力画像を生成するように構成された圧縮部(34)と、
前記出力画像に従って、前記撮像部での次回の撮像に使用する前記複数の原画像についてのシャッタ時間、および前記次回の撮像により生成される前記出力画像の出力レベルを決定する増幅率である総合ゲインを設定するように構成された設定部(4:S110)と、
前記設定部にて設定された前記総合ゲインが、シャッタ時間および圧縮特性によって決まる制限値以下である場合は、前記総合ゲインのすべてを前記デジタルゲインに割り振り、前記総合ゲインが前記制限値を超過し且つ前記アナログゲインの上限値以下である場合は、前記総合ゲインのうち前記制限値分を前記デジタルゲインに、前記制限値を超過する超過分を前記アナログゲインに割り振り、前記総合ゲインが前記上限値を超過する場合は、前記総合ゲインのうち上限値分を前記アナログゲインに、前記上限値を超過する超過分を前記デジタルゲインに割り振るように構成された割振部(4:S120〜S160)と、
を備える撮像装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (7件):
5C122EA21
, 5C122EA22
, 5C122FA08
, 5C122FH01
, 5C122FH14
, 5C122FH19
, 5C122HB01
引用特許: