特許
J-GLOBAL ID:201803019592577133

発酵ブロス処理にとって有用な、塩化水素酸を用いた沈殿によるカルボン酸のそれらのマグネシウム塩からの回収

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 松井 光夫 ,  村上 博司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-001165
公開番号(公開出願番号):特開2018-087196
出願日: 2018年01月09日
公開日(公表日): 2018年06月07日
要約:
【課題】カルボン酸塩溶液からカルボン酸を効率的に良好な転化収率で分離するため方法の提供。【解決手段】2,5-フランジカルボン酸、フマル酸、アジピン酸、イタコン酸、クエン酸、グルタル酸、マレイン酸、マロン酸、シュウ酸、及び、C10より多い脂肪酸からなる群から選ばれるマグネシウムカルボキシレートを用意する工程;該マグネシウムカルボキシレートを塩化水素(HCl)によって酸性化し、カルボン酸及び塩化マグネシウム(MgCl2)を含む溶液を得る工程;任意的に、濃厚化工程;及びカルボン酸及びMgCl2を含む該溶液から該カルボン酸を沈殿し、カルボン酸沈殿物及びMgCl2溶液を得る工程、を含む方法。尚、MgCl2溶液は300°Cで熱分解し、MgOとHClに分解して、HClはリサイクルし、MgOはMg(OH)2等として、発酵プロセス等に再利用する、方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
カルボン酸を調製する為の方法であって、 マグネシウムカルボキシレートを用意する工程、ここで該カルボキシレートに対応する該カルボン酸は、2,5-フランジカルボン酸、フマル酸、アジピン酸、イタコン酸、クエン酸、グルタル酸、マレイン酸、マロン酸、シュウ酸、及び、10より多い炭素原子を有する脂肪酸からなる群から選ばれる; 該マグネシウムカルボキシレートを塩化水素(HCl)によって酸性化し、それによりカルボン酸及び塩化マグネシウム(MgCl2)を含む溶液を得る工程; 任意的に、濃厚化工程、ここでカルボン酸及びMgCl2を含む該溶液が濃厚化される; カルボン酸及びMgCl2を含む該溶液から該カルボン酸を沈殿し、それによりカルボン酸沈殿物及びMgCl2溶液を得る工程、 を含む前記方法。
IPC (8件):
C07C 51/47 ,  C07C 55/14 ,  C07C 57/15 ,  C07C 57/13 ,  C07C 59/265 ,  C07D 307/68 ,  C12P 7/40 ,  C12P 7/44
FI (8件):
C07C51/47 ,  C07C55/14 ,  C07C57/15 ,  C07C57/13 ,  C07C59/265 ,  C07D307/68 ,  C12P7/40 ,  C12P7/44
Fターム (26件):
4B064AD15 ,  4B064AD16 ,  4B064AD17 ,  4B064AD18 ,  4B064AD20 ,  4B064AD36 ,  4B064AD39 ,  4B064CD01 ,  4B064CD30 ,  4B064CE03 ,  4B064DA16 ,  4C037MA01 ,  4H006AA02 ,  4H006AC46 ,  4H006AC47 ,  4H006AD17 ,  4H006BB31 ,  4H006BC33 ,  4H006BC51 ,  4H006BD34 ,  4H006BD52 ,  4H006BE01 ,  4H006BE11 ,  4H006BN10 ,  4H006BS10 ,  4H006BS70
引用特許:
審査官引用 (3件)
引用文献:
審査官引用 (2件)

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