特許
J-GLOBAL ID:201803019607732190

耐水性難燃ノンハロゲンシース高圧ケーブル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 鎌田 直也 ,  鎌田 文二 ,  中谷 弥一郎 ,  田川 孝由
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-231430
公開番号(公開出願番号):特開2018-088364
出願日: 2016年11月29日
公開日(公表日): 2018年06月07日
要約:
【課題】難燃ノンハロゲンシースそのものに遮水性を持たせる。【解決手段】導体1aを絶縁体1cで被覆し、その外周に遮蔽層1eを形成したケーブルコア1の外表面にシース2を設けた高圧ケーブルP2、P3である。シースは内外2層として、その外層2aがノンハロゲン難燃材を添加した難燃低密度ポリエチレンで形成され、内層2bが耐水性中密度ポリエチレンで形成されている。この高圧ケーブルが長時間水没状態に有って、難燃材が水分を吸湿してその水分がシース内を浸透しても、耐水性中密度ポリエチレン層2bによってその水分は遮断されるため、ケーブルコア1(導体1a)に至ることはない。このため、ケーブルに必要な特性であるシース絶縁抵抗が低下することはない。耐水性中密度ポリエチレン層2bの厚みtと難燃低密度ポリエチレン層2aの厚みTの割合を、1/13〜1/9(1/13・T≦t≦1/9・T)として可撓性を担保する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
導体(1a)を絶縁体(1c)で被覆し、その外周に遮蔽層(1e)を形成したケーブルコア(1)の外表面にシース(2)を設けた高圧ケーブル(P1)であって、 上記シース(2)を内外2層として、その外層(2a)がノンハロゲン難燃材を添加した難燃低密度ポリエチレンで形成されているとともに、内層(2b)が耐水性中密度ポリエチレンで形成されており、 上記耐水性中密度ポリエチレン(2b)の層厚(t)と上記難燃低密度ポリエチレン(2a)の層厚(T)の割合を、1/13〜1/9(1/13・T≦t≦1/9・T)としたことを特徴とする耐水性難燃ノンハロゲンシース高圧ケーブル。
IPC (4件):
H01B 9/02 ,  H01B 7/282 ,  H01B 7/18 ,  H01B 7/295
FI (5件):
H01B9/02 ,  H01B7/282 ,  H01B7/18 H ,  H01B7/295 ,  H01B7/18 D
Fターム (16件):
5G313AB05 ,  5G313AB07 ,  5G313AB10 ,  5G313AC07 ,  5G313AD02 ,  5G313AD03 ,  5G313AE02 ,  5G313AE08 ,  5G313FA01 ,  5G313FB07 ,  5G313FD03 ,  5G313FD15 ,  5G315CA03 ,  5G315CB06 ,  5G315CD02 ,  5G315CD14
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-026013

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