特許
J-GLOBAL ID:201803019615770386
オーロラAキナーゼの選択的インヒビターに対する応答のバイオマーカー
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (4件):
山本 秀策
, 飯田 貴敏
, 石川 大輔
, 山本 健策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-568322
公開番号(公開出願番号):特表2018-518980
出願日: 2016年06月24日
公開日(公表日): 2018年07月19日
要約:
本発明では、オーロラAキナーゼインヒビターによる治療に対する感受性と関連するWNT及びHippo経路マーカーを開示する。特許請求する遺伝子には、LEF1、MAP3K7、APC、FZD2、PRKCA、RORA、CAMK2G、JUN、XP01、ROR2、CCND1及びCTNNB1(WNT経路)、ならびにAMOT、DVL2、LATS1、LATS2、MOB1B、NPHP4、TJP1、TJP2、WCC1、WWTR1及びYAP1(Hippo経路)が含まれる。上記のマーカーが、腫瘍細胞において変異を有するときに、オーロラAキナーゼインヒビターによる治療に対する感受性が観察される。オーロラAキナーゼの阻害による治療に対する応答を予測するマーカー遺伝子を評価するため、及び患者を選択するための組成物と方法を提供する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
がん患者をオーロラAキナーゼインヒビターで治療するかの判断方法であって、
a)前記患者からがん細胞試料を得るステップと、
b)表9に列挙されているWNT経路遺伝子のいずれか及び/または表10に列挙されているHippo経路遺伝子のいずれかが、前記遺伝子に対応する各野生型配列と比べて、変異を含むか判断するステップと、
c)ステップb)における変異解析に基づき、前記オーロラAキナーゼインヒビターで前記患者を治療するか判断するステップであって、表9及び/または10の少なくとも1つの遺伝子が、変異していることが明らかになった場合に、前記患者が、前記オーロラAキナーゼインヒビターに良好な応答を示し得るステップと、
を含む前記方法。
IPC (6件):
C12Q 1/686
, A61K 45/00
, A61P 35/00
, A61P 35/02
, A61P 43/00
, A61K 31/55
FI (6件):
C12Q1/6869 Z
, A61K45/00
, A61P35/00
, A61P35/02
, A61P43/00 111
, A61K31/55
Fターム (27件):
4B063QA01
, 4B063QA13
, 4B063QA19
, 4B063QQ02
, 4B063QQ03
, 4B063QQ42
, 4B063QS10
, 4B063QS14
, 4B063QS39
, 4B063QX01
, 4C084AA17
, 4C084NA05
, 4C084ZB261
, 4C084ZB262
, 4C084ZB271
, 4C084ZB272
, 4C084ZC201
, 4C084ZC202
, 4C086AA01
, 4C086AA02
, 4C086CB11
, 4C086MA01
, 4C086MA04
, 4C086NA14
, 4C086ZB26
, 4C086ZB27
, 4C086ZC20
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (7件)
-
Mol. Cancer Ther., 2012, vol.11, no.3, p.710-719
-
Eur. J. of Cancer, 2014, p.142-143
-
Clin. Cancer Res., 2012, vol.19, no.1, p.291-303
-
Genes & Development, 2000, vol.14, p.1837-1851
-
Clinical and Translational Medicine, 2014, vol.3, no.22, p.1-12
-
J. Cell. Mol. Med., 2011, vol.15, no.10, p.2057-2070
-
ACS Medical Chemistry Lettrs, 20150422, vol.6, p.630-634
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