特許
J-GLOBAL ID:201803019758145180
平滑縁を有する形成された熱可塑性物品
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
稲葉 良幸
, 大貫 敏史
, 江口 昭彦
, 内藤 和彦
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-530665
公開番号(公開出願番号):特表2018-526256
出願日: 2016年08月31日
公開日(公表日): 2018年09月13日
要約:
本開示は、平滑縁を有する造形された熱可塑性物品を形成することに関する。多くの熱可塑性物品は、原料シートから物品を成形又は切断する際に形成される鋭い縁部を有する。このような鋭い縁部は、それらが接触する薄いプラスチックフィルム又は皮膚に損傷を与える可能性があり、縁部の平滑化が望まれる。鋭い縁部を回転させることにより、このような鋭い縁部の物品に対して平滑な周辺を形成する方法が本明細書に記載される。平滑にする動作は、周辺の鋭い縁部付近に屈曲領域を含む偏向可能なフランジを形成することと、偏向可能なフランジの一部を枠状上部本体の空洞内に挿入することにより、偏向可能なフランジの一部を偏向させることと、任意選択でラムを空洞内に挿入することにより、その一部をさらに偏向させることと、次いで、平滑な周辺をもたらすために屈曲領域を加熱及び冷却することとによって実行される。別法として、平滑な周辺は、熱の適用の有無に関わらず、不可逆的屈曲を引き起こすために十分な圧力を加えることによって形成され得る。【選択図】図7C
請求項(抜粋):
熱可塑性材料から作成された物品上に平滑縁を形成する方法であって、
本体の縁部に偏向可能なフランジを形成することであって、前記偏向可能なフランジは、周辺フランジの周辺端部における前記熱可塑性材料の周辺縁部を含み、
前記周辺フランジは、肘部によってスペーサーに連結され、かつ周辺フランジの距離だけ前記スペーサーを越えて周辺に延在し、及び
前記スペーサーは、屈曲領域によって前記本体に連結され、前記屈曲領域は、前記スペーサーと前記本体との間に鋭角を規定する、形成することと、
上部本体によって規定された空洞の内部内に前記偏向可能なフランジを付勢することであって、前記スペーサーと前記内部との間の距離は、前記周辺フランジの距離より短く、それにより、前記偏向可能なフランジは、前記空洞の前記内部の一部が前記周辺フランジに衝突する際に前記屈曲領域で偏向される、付勢することと、
前記熱可塑性材料を前記屈曲領域で軟化させるために十分な熱を屈曲部に加えることと、
前記上部本体と前記物品とを分離することであって、それにより、前記屈曲領域は、冷却時に偏向されたままであり、前記物品上に平滑縁をもたらす、分離することと、を含む方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (6件):
4F209AC03
, 4F209NA03
, 4F209NB01
, 4F209NK07
, 4F209NW05
, 4F209NW23
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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