特許
J-GLOBAL ID:201803019784706247
定格を超える負荷で稼働するための無鉄心回転電気機械、その駆動方法、および、それを含む駆動システム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人ピー・エス・ディ
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2016084856
公開番号(公開出願番号):WO2018-096636
出願日: 2016年11月24日
公開日(公表日): 2018年05月31日
要約:
電動モータは通常、それを定格出力以上で運転することを想定していない。電動モータを過負荷で常時運転すると、いかなる事態が起こるかが容易に理解されるからである。本発明は、定格負荷を超える負荷で常時運転する無鉄心回転電機機械、その駆動方法およびそれを含む駆動システムの実現を目指すものであり、より具体的には、通電可能な無鉄心の円筒コイルの端面を固定する蓋型マウントからなるステータと、蓋型マウントに回転自在に対置される円筒型またはカップ型マウントで内周面に複数のマグネットが配備されているロータとでエアギャップを含む空隙を形成する無鉄心回転電気機械において、定格を超える負荷で稼働するときに、エアギャップを含む空隙に冷媒液を供給し、発熱する円筒コイルが冷媒液を気化し、冷媒液の気化潜熱で円筒コイルを冷却し、円筒コイルが定格運転時の許容上限温度を超えないように、冷媒液の供給量を調整することによって、定格を超える負荷で稼働するようにした無鉄心回転電気機械、その駆動方法、および、それを含む駆動システムとして、実現された。
請求項(抜粋):
通電可能な無鉄心の円筒コイルの端面を固定する蓋型マウントからなるステータと、前記蓋型マウントに回転自在に対置される円筒型マウントで該円筒型マウントの内周面に複数のマグネットが配備されているロータとでエアギャップを含む空隙を形成し、前記空隙に冷媒液を供給する経路を前記ステータに設け、前記ステータに関連する制御部と、前記ロータに関連する駆動部と、を配備する、定格を超える負荷で稼働するための無鉄心回転電気機械であって、 前記駆動部を作動し、定格を超える負荷で稼働するときに、前記制御部を作動し、前記空隙に前記冷媒液を供給し、発熱する前記円筒コイルが前記冷媒液を気化し、前記冷媒液の気化潜熱で前記円筒コイルを冷却し、前記円筒コイルが定格運転時の許容上限温度を超えないように、前記冷媒液の供給量を調整することによって、定格を超える負荷で稼働するようにしたことを特徴とする無鉄心回転電気機械。
IPC (3件):
H02K 9/20
, H02K 11/25
, H02K 3/00
FI (3件):
H02K9/20
, H02K11/25
, H02K3/00 E
Fターム (30件):
5H603AA13
, 5H603BB01
, 5H603BB02
, 5H603BB09
, 5H603BB10
, 5H603BB13
, 5H603CA01
, 5H603CA05
, 5H603CB01
, 5H603CC01
, 5H603CC19
, 5H609BB03
, 5H609PP02
, 5H609PP06
, 5H609PP07
, 5H609PP09
, 5H609QQ04
, 5H609QQ05
, 5H609QQ06
, 5H609QQ20
, 5H609RR37
, 5H609RR46
, 5H609SS17
, 5H611AA01
, 5H611AA03
, 5H611BB07
, 5H611BB08
, 5H611PP02
, 5H611QQ04
, 5H611UA04
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