特許
J-GLOBAL ID:201803019928905592

凍結による細胞内分子導入法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): アクシス国際特許業務法人 ,  小板橋 浩之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-040236
公開番号(公開出願番号):特開2018-088935
出願日: 2018年03月06日
公開日(公表日): 2018年06月14日
要約:
【課題】 細胞内に分子を導入するための、新規かつ高効率な導入法を提供すること。【解決手段】 培養細胞の培地を、カルボキシル基が導入されたε-ポリ-L-リジンを凍結保護剤として含む凍結保存液であって、ナノ粒子を担体として被導入分子が担持されてなる、被導入分子担持ナノ粒子を添加されて含む凍結保存液に、置換する工程、被導入分子担持ナノ粒子が添加された凍結保存液とともに、培養細胞を凍結する工程、を含む、被導入分子を培養細胞に導入する方法。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
疎水性部分及びカルボキシル基が導入されたε-ポリ-L-リジンが自己会合してなるナノ粒子であって、 疎水性部分及びカルボキシル基が導入されたε-ポリ-L-リジンが、 ε-ポリ-L-リジンのアミノ基と、疎水性部分を有する無水ジカルボン酸との反応によって、アミノ基の位置に疎水性部分とカルボキシル基が導入され、 ε-ポリ-L-リジンのアミノ基と、無水ジカルボン酸との反応によって、アミノ基の位置にカルボキシル基が導入されてなり、 ε-ポリ-L-リジンに残ったアミノ基のモル数x、 アミノ基と疎水性部分を有する無水ジカルボン酸との反応によって導入されたカルボキシル基のモル数y、 アミノ基と無水ジカルボン酸との反応によって導入されたカルボキシル基のモル数z、が、次の数式: 0.01≦y/(x+y+z)≦0.10 (数式1) 0.20≦z/(x+y+z)≦0.80 (数式2) を満たす、ナノ粒子。
IPC (2件):
C12N 5/00 ,  C12N 15/09
FI (2件):
C12N5/00 ,  C12N15/00 A
Fターム (4件):
4B065AA90X ,  4B065BD09 ,  4B065BD50 ,  4B065CA46
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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引用文献:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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