特許
J-GLOBAL ID:201803020007373178

摩擦攪拌点接合装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人前田特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-146011
公開番号(公開出願番号):特開2018-164945
出願日: 2018年08月02日
公開日(公表日): 2018年10月25日
要約:
【課題】生産効率を下げることなく加工ツールの形状の管理を行うことができる摩擦攪拌点接合装置を提供する。【解決手段】制御盤は、接合の際に加工ツールに対して加わる負荷の基準波形Db:y=f(t)を予め記憶する。基準波形Db:y=f(t)とロードセルにより得られた負荷の波形D1,D2:y=g(t)とを比較し、接合開始から接合終了までの時間Tのうちの連続する所定の区間Sにおいてg(t)≦f(t)の場合、加工ツール7の形状を正常と判定する一方、所定の区間Sにおいてg(t)>f(t)の場合、加工ツール7の形状を異常と判定する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
棒状のツール本体及び該ツール本体の長手方向一端の軸心上に突設されたピンを有し、上記ツール本体の上記ピン側の端面が上記ツール本体の長手方向他端側に行くにつれて次第に縮径する凹状面である加工ツールと、 上記ツール本体の軸心周りに回転可能に、且つ、少なくとも2枚以上重ね合わせた被接合材に向かって上記ツール本体の軸心方向に移動可能に上記加工ツールを保持するツール回転移動手段と、 該ツール回転移動手段に接続され、当該ツール回転移動手段を制御して上記加工ツールを回転させるとともに、上記一方側の被接合材に上記加工ツールのピン側を押し込むように移動させて当該被接合材を加圧することにより、上記被接合材同士を摩擦熱で軟化させて固相接合させる制御手段とを備え、 上記ツール回転移動手段には、上記加工ツールを上記被接合材に加圧する際、上記加工ツールに加わる負荷を検出する負荷検出手段が設けられ、 上記制御手段は、接合の際に上記加工ツールに対して加わる負荷の基準波形y=f(t)(tは接合時間)を予め記憶するとともに、当該基準波形y=f(t)と上記負荷検出手段により得られた負荷の波形y=g(t)(tは接合時間)とを比較し、接合開始から接合終了までの時間Tのうちの連続する所定の区間Sにおいてg(t)≦f(t)の場合、上記加工ツールの形状を正常と判定する一方、所定の区間Sにおいてg(t)>f(t)の場合、上記加工ツールの形状を異常と判定することを特徴とする摩擦攪拌点接合装置。
IPC (1件):
B23K 20/12
FI (3件):
B23K20/12 340 ,  B23K20/12 344 ,  B23K20/12 364
Fターム (3件):
4E167BG06 ,  4E167BG20 ,  4E167BG25

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