特許
J-GLOBAL ID:201803020023738801
改良モジュール型抗原移送分子及び動物におけるその使用
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (9件):
田中 伸一郎
, 弟子丸 健
, ▲吉▼田 和彦
, 箱田 篤
, 浅井 賢治
, 山崎 一夫
, 市川 さつき
, 服部 博信
, 滝澤 敏雄
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-515022
公開番号(公開出願番号):特表2018-527395
出願日: 2016年09月27日
公開日(公表日): 2018年09月20日
要約:
本発明は(単離)組換えタンパク質(改良MAT(iMAT)分子とも称される)に関し、前記は少なくとも1つの移行モジュール、少なくとも1つの標的誘導モジュール及び少なくとも1つの抗原モジュールを含み、前記では少なくとも1つのシステイン残基が異なるアミノ酸残基で置換されている。そのようなiMAT分子は、特にワクチンとして、例えばアレルギー及び/又は感染症の治療及び/又は予防のために、及び/又は動物(より好ましくは反芻獣、ブタ、イヌ及び/又はネコであるが、ただしウマ類を除く)で感染症の伝播の予防のために有用である。さらに、本発明はそのようなiMAT分子をコードする核酸、対応するベクター及び初代細胞又は細胞株に関する。
請求項(抜粋):
改良MAT(iMAT)分子であって、
(i)当該iMAT分子の細胞外空隙から細胞内部への移行を可能にするアミノ酸配列である、少なくとも1つの第一のモジュール、
(ii)当該iMAT分子の細胞小器官への種特異的細胞内標的誘導を可能にするアミノ酸配列である、少なくとも1つの第二のモジュールであって、当該細胞小器官が、抗原のプロセッシング及び/又はMHC分子の抗原(好ましくはプロセッシングされた抗原)ローディングに関与する、前記第二のモジュール、及び
(iii)少なくとも1つの抗原(好ましくは少なくとも1つのアレルゲン)の少なくとも1つの完全な又は部分的なエピトープに由来するアミノ酸配列であり、iMAT分子によって調節される免疫応答の特異性を決定する、抗原モジュールとして少なくとも1つの第三のモジュール、
を含み、
少なくとも当該抗原モジュールにおいて、少なくとも1つのシステイン残基が異なるアミノ酸残基(好ましくはセリン、ロイシン、イソロイシン、アルギニン、メチオニン、及び/又はアスパラギン酸)で置換されていることを特徴とし、ウマ類を除く動物の1つ以上のアレルギーの予防及び/又は治療方法に使用するか、及び/又はウマ類を除く動物の1つ以上の感染症の予防及び/又は治療方法に使用するか、及び/又はウマ類を除く動物の1つ以上の感染症の伝播の予防方法に使用するか、及び/又はウマ類を除く動物の1つ以上の感染症の媒介生物による伝播の予防方法に使用するための、前記iMAT分子。
IPC (8件):
A61K 39/35
, C12N 15/62
, C12N 15/85
, C07K 19/00
, C07K 14/47
, A61K 39/00
, A61P 37/08
, A61P 31/00
FI (8件):
A61K39/35
, C12N15/62 Z
, C12N15/85 Z
, C07K19/00
, C07K14/47
, A61K39/00 A
, A61P37/08
, A61P31/00
Fターム (15件):
4C085AA02
, 4C085AA03
, 4C085DD62
, 4H045AA10
, 4H045AA11
, 4H045AA20
, 4H045AA30
, 4H045BA10
, 4H045BA41
, 4H045CA40
, 4H045DA86
, 4H045EA20
, 4H045EA31
, 4H045FA72
, 4H045FA74
引用特許:
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