特許
J-GLOBAL ID:201803020073711572

鋼、浸炭鋼部品、及び浸炭鋼部品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 棚井 澄雄 ,  寺本 光生 ,  勝俣 智夫 ,  山口 洋
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2016084977
公開番号(公開出願番号):WO2017-090731
出願日: 2016年11月25日
公開日(公表日): 2017年06月01日
要約:
本発明の一態様に係る鋼は、所定範囲内の化学成分を有し、焼入れ性指標Ceqが7.5超44.0未満であり、金属組織が、85〜100面積%のフェライトを含み、鋼の圧延方向と平行な断面で観察される円相当径が1μm以上2μm未満の硫化物間の平均距離が30.0μm未満であり、前記鋼の前記圧延方向と平行な前記断面で観察される円相当径が1μm以上2μm未満の前記硫化物の存在密度が300個/mm2以上である。
請求項(抜粋):
化学成分が、単位質量%で、 C:0.07〜0.13%、 Si:0.0001〜0.50%、 Mn:0.0001〜0.80%、 S:0.0050〜0.0800%、 Cr:1.30%超5.00%以下、 B:0.0005〜0.0100%、 Ti:0.020%以上0.100%未満、 Al:0.010〜0.100%、 Bi:0.0001%超0.0100%以下、 N:0.0080%以下、 P:0.050%以下、 O:0.0030%以下、 Nb:0〜0.100%、 V:0〜0.20%、 Mo:0〜0.500%、 Ni:0〜1.000%、 Cu:0〜0.500%、 Ca:0〜0.0030%、 Mg:0〜0.0030%、 Te:0〜0.0030%、 Zr:0〜0.0050%、 Rare Earth Metal:0〜0.0050%、及び Sb:0〜0.0500% を含有し、残部がFeおよび不純物からなり、 前記化学成分中の各元素の単位質量%で示した含有量を式1に代入して得られる焼入れ性指標Ceqが7.5超44.0未満であり、 金属組織が、85〜100面積%のフェライトを含み、 鋼の圧延方向と平行な断面で観察される円相当径が1μm以上2μm未満の硫化物間の平均距離が30.0μm未満であり、 前記鋼の前記圧延方向と平行な前記断面で観察される円相当径が1μm以上2μm未満の前記硫化物の存在密度が300個/mm2以上である ことを特徴とする鋼。 Ceq=(0.7×Si+1)×(5.1×Mn+1)×(2.16×Cr+1)×(3×Mo+1)×(0.3633×Ni+1)・・・(式1)
IPC (7件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/60 ,  C21D 1/06 ,  C23C 8/22 ,  C23C 8/32 ,  C23C 8/80 ,  C23C 10/02
FI (7件):
C22C38/00 301N ,  C22C38/60 ,  C21D1/06 A ,  C23C8/22 ,  C23C8/32 ,  C23C8/80 ,  C23C10/02
Fターム (3件):
4K028AA01 ,  4K028AA03 ,  4K028AB01

前のページに戻る