特許
J-GLOBAL ID:201803020094441796

波長可変レーザの制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 片山 修平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-088007
公開番号(公開出願番号):特開2018-117161
出願日: 2018年05月01日
公開日(公表日): 2018年07月26日
要約:
【課題】 グリッドレス制御を行う際に高精度の温度制御を不要とすることができる波長可変レーザの制御方法を提供する。【解決手段】 第2波長を入力する第1ステップと、波長可変レーザを第1波長でレーザ発振させるためのエタロンの設定温度を含む駆動条件を取得する第2ステップと、第1波長と第2波長との波長差分およびエタロンの設定温度に基づいて、第2波長でレーザ発振させるためのエタロンの設定温度を算出する第3ステップと、エタロンの温度をエタロンの設定温度に制御し第1光電流と第2光電流との比が第1目標値となるように波長可変レーザの温度をフィードバック制御する第4ステップと、第2波長からの波長シフト量を示す情報を入力する第5ステップと、当該波長シフト量を実現するための第1光電流と第2光電流との比の第2目標値を算出する第6ステップと、当該比が第2目標値となるように波長可変レーザの温度を制御する第7ステップとを含む。【選択図】 図10
請求項(抜粋):
波長可変レーザの出力光がエタロン透過前に分岐された光を受光する受光素子が出力する第1光電流と、前記エタロン透過後の光を受光する受光素子が出力する第2光電流との比を目標値にフィードバック制御することで発振波長を制御する波長可変レーザの制御方法であって、 第2波長を指定する情報を入力する第1ステップと、 メモリから、前記波長可変レーザを、前記第2波長を挟むように隣接する2つの基本波長のうち前記第2波長から近い方である第1波長でレーザ発振させるための前記エタロンの設定温度を含む駆動条件を取得する第2ステップと、 前記第1波長と前記第1ステップで入力された前記第2波長との波長差分および前記第2ステップで取得された前記エタロンの設定温度に基づいて、前記波長可変レーザを前記第2波長でレーザ発振させるための前記エタロンの設定温度を算出する第3ステップと、 前記エタロンの温度を第3ステップにおいて算出されたエタロンの設定温度に制御し、前記第1光電流と前記第2光電流との比が第1目標値となるように前記波長可変レーザの温度をフィードバック制御する第4ステップと、 前記第1ステップにおいて指定された前記第2波長からの波長シフト量を示す情報を入力する第5ステップと、 前記第5ステップにおいて入力された波長シフト量を実現するための前記第1光電流と前記第2光電流との比の第2目標値を算出する第6ステップと、 前記第1光電流と前記第2光電流との比が前記第2目標値となるように前記波長可変レーザの温度を制御する第7ステップと、を含む、波長可変レーザの制御方法。
IPC (1件):
H01S 5/062
FI (1件):
H01S5/0625
Fターム (12件):
5F173SC02 ,  5F173SE01 ,  5F173SE10 ,  5F173SF03 ,  5F173SF09 ,  5F173SF17 ,  5F173SF19 ,  5F173SF33 ,  5F173SF43 ,  5F173SF46 ,  5F173SF64 ,  5F173SF76

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