特許
J-GLOBAL ID:201803020123969177

車輪支持用軸受ユニットの製造方法及び製造装置、並びに車両の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-068021
公開番号(公開出願番号):特開2018-149599
出願日: 2018年03月30日
公開日(公表日): 2018年09月27日
要約:
【課題】揺動鍛造によってかしめ部の軸方向内端面にハブ側フェイススプラインを効率良く形成する事ができる、車輪支持用転がり軸受ユニットの製造方法を実現する。【解決手段】かしめ部18を内輪9の軸方向内端面である平面部30及び面取り部31に接触させた状態で、ハブ側フェイススプラインを形成する為の揺動鍛造を開始する。又、この揺動鍛造の開始時に於けるかしめ部18の軸方向内端面とロール32の加工面35との接触部Pを、かしめ部18と内輪9の平面部30及び面取り部31との接触部に対して軸方向に重畳させる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
内輪が外嵌されたハブ本体にかしめ部を形成する工程であり、前記かしめ部は軸方向内端部に設けられた円筒部を径方向外方に塑性変形させる事により形成され、前記内輪は、軸方向内端面を、中心軸に対して直交する平面部とすると共に、前記平面部と内周面とを面取り部を介して連続させており、且つ、これら平面部及び面取り部に、前記かしめ部が接触する、前記工程と、 前記かしめ部を形成した後、前記かしめ部の軸方向内端面に形成された円周方向に関する凹凸部であるハブ側フェイススプラインを形成する工程であり、前記かしめ部の軸方向内端面に、前記ハブ本体の中心軸に対し傾斜した中心軸を有するロールの軸方向先端面に設けられた、円周方向に関する凹凸面である加工面を押し付けた状態で、前記ロールを、前記ハブ本体の中心軸を中心として回転させ、前記ロールの加工面と前記かしめ部の軸方向内端面との係合に基づいて、前記ロールを自身の中心軸を中心として自由に回転させる揺動鍛造を施す事により、前記かしめ部の軸方向内端面に前記ハブ側フェイススプラインを形成する、前記工程と、 を備え、 前記かしめ部を前記内輪の平面部及び面取り部に接触させた状態で前記揺動鍛造が開始され、且つ、前記揺動鍛造の開始時に於ける前記かしめ部の軸方向内端面と前記ロールの加工面との接触部が、前記かしめ部と前記内輪の平面部及び面取り部との接触部に対して軸方向に重畳する、 車輪支持用軸受ユニットの製造方法。
IPC (7件):
B21K 1/05 ,  B21J 9/02 ,  B21K 1/30 ,  B21D 39/00 ,  F16C 35/063 ,  F16C 19/18 ,  B60B 35/14
FI (7件):
B21K1/05 ,  B21J9/02 A ,  B21K1/30 Z ,  B21D39/00 D ,  F16C35/063 ,  F16C19/18 ,  B60B35/14 U
Fターム (24件):
3J117AA02 ,  3J117DA01 ,  3J117DB08 ,  3J701AA03 ,  3J701AA32 ,  3J701AA43 ,  3J701AA54 ,  3J701AA62 ,  3J701BA53 ,  3J701BA57 ,  3J701BA77 ,  3J701DA09 ,  3J701FA60 ,  3J701GA03 ,  4E087AA10 ,  4E087CA42 ,  4E087CA52 ,  4E087EA42 ,  4E087GA12 ,  4E087HA01 ,  4E087HA42 ,  4E087HA43 ,  4E087HA82 ,  4E087HB15

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