特許
J-GLOBAL ID:201803020260072850
ステアリング制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-174508
公開番号(公開出願番号):特開2018-039352
出願日: 2016年09月07日
公開日(公表日): 2018年03月15日
要約:
【課題】ハンドルの戻り速度を安定化させるステアリング制御装置を提供する。【解決手段】基本アシストトルクに付加される補正トルクを演算する補正トルク演算部(戻し制御部)15において、戻し状態判定部50は、ハンドルの切り込みと戻しとを判別する。戻り速度安定化制御部601は、補正トルクとして、ハンドルの戻り速度を安定化させる戻り速度安定化トルクTω_stbを演算する。戻り速度安定化制御部601は、操舵角加速度(操舵速度ωの時間微分値)を0に近づけるように、且つ、ハンドルの戻しのとき、戻り速度安定化トルクの絶対値を相対的に大きくするように、戻り速度安定化トルクTω_stbを演算する。切り込み時には、戻し時に比べ、戻り速度安定化トルクTω_stbが出力されないため、ドライバの切り込み操舵時に操舵を阻害することなく、戻し操舵時のハンドルの戻り速度を安定化させることができる。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
ドライバの操舵トルク(Ts)に基づいて操舵アシストモータ(80)が出力するアシストトルクを制御するステアリング制御装置であって、
基本アシストトルク(Tb)を演算する基本アシストトルク演算部(11)と、
前記基本アシストトルクに付加される補正トルクを演算する補正トルク演算部(15)と、
を備え、
前記補正トルク演算部は、
ハンドルの切り込みと戻しとを判別する戻し状態判定部(50)と、
前記補正トルクとして、ハンドルの戻り速度を安定化させる戻り速度安定化トルク(Tω_stb)を演算する戻り速度安定化制御部(601、602、603)と、
を含み、
前記戻り速度安定化制御部は、
ハンドル位置と相関するハンドル位置関連情報の二階時間微分値を0に近づけるように、且つ、ハンドルの戻しのとき、前記戻り速度安定化トルクの絶対値を切り込みのときより相対的に大きくするように、前記戻り速度安定化トルクを演算するステアリング制御装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (21件):
3D232CC08
, 3D232DA03
, 3D232DA09
, 3D232DA15
, 3D232DA19
, 3D232DA20
, 3D232DC03
, 3D232DC08
, 3D232DC28
, 3D232DD05
, 3D232DD17
, 3D232DE02
, 3D232DE05
, 3D232EB11
, 3D232EC24
, 3D333CB02
, 3D333CB13
, 3D333CC13
, 3D333CE47
, 3D333CE50
, 3D333CE52
引用特許:
審査官引用 (1件)
-
電動パワーステアリング装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2014-019418
出願人:カヤバ工業株式会社, 富士重工業株式会社
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