特許
J-GLOBAL ID:201803020376834537

可動コイル型リニアモータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横沢 志郎
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2016053103
公開番号(公開出願番号):WO2017-134750
出願日: 2016年02月02日
公開日(公表日): 2017年08月10日
要約:
リニアモータ(1)のモータ可動子(10)を、モータ中心軸線(1a)を含む鉛直面(PV)、水平面(PH)に対して対称構造にする。モータ可動子(10)の矩形筒状の可動コイル(11)の内側空間に配置する2本のリニア軸受(13、14)をモータ中心軸線(1a)の左右に対称に配置して、軸受支持中心をモータ中心軸線(1a)に一致させる。モータ可動子(10)の推力発生部を、モータ中心軸線(1a)に対して上下に対称に配置して、その推力中心をモータ中心軸線(1a)に一致させる。モータ可動子重心、推力中心、軸受支持中心がモータ中心軸線(1a)に一致するので、推力/可動子質量の比率を低下させることなく、高応答性のリニアモータを実現できる。
請求項(抜粋):
可動コイル、および、移動対象の負荷部材が取り付けられる負荷取付部材を備えたモータ可動子と、 前記モータ可動子を、モータ中心軸線に沿った方向にガイドするリニア軸受と、 前記可動コイルとの間で磁気回路を形成して前記モータ可動子を前記リニア軸受に沿って移動させる推力を発生する固定マグネットを備えたモータ固定子と、 前記モータ固定子が取り付けられているモータフレームと、 を有しており、 前記可動コイルは、横長の矩形筒形状のコイルであり、前記モータ中心軸線を含む鉛直面および水平面に対して対称となるように配置されており、 前記リニア軸受は、前記可動コイルの内側空間を通り、前記モータ中心軸線に対して左右対称の位置に配置された同一形状の左側リニア軸受および右側リニア軸受を備えており、 前記負荷取付部材は、上下および左右が対称な形状をした部材であり、その中心部位に前記負荷部材が取り付けられるようになっており、当該負荷取付部材は、前記可動コイルの前記内側空間において、前記鉛直面および前記水平面に対して対称となるように配置されており、 前記モータ固定子は、同一形状の上側ヨークおよび下側ヨークと、前記固定マグネットとして、同一形状の上側マグネットおよび下側マグネットとを備え、 前記上側マグネットは、前記可動コイルの一方の長辺であるコイル上辺に一定のギャップで対峙するように前記上側ヨークに取り付けられ、前記下側マグネットは、前記可動コイルの他方の長辺であるコイル下辺に一定のギャップで対峙するように前記下側ヨークに取り付けられ、 前記上側ヨークおよび前記上側マグネットと、前記下側ヨークおよび前記下側マグネットとは、前記鉛直面および前記水平面に対して対称となるように配置されている 可動コイル型リニアモータ。
IPC (2件):
H02K 41/03 ,  G02B 7/04
FI (2件):
H02K41/03 A ,  G02B7/04 E
Fターム (10件):
2H044BE02 ,  2H044BE10 ,  2H044BE18 ,  5H641BB03 ,  5H641BB18 ,  5H641GG03 ,  5H641GG07 ,  5H641HH02 ,  5H641HH09 ,  5H641JA02

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