特許
J-GLOBAL ID:201803020382720152
ステンレス鋼
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
樺澤 襄
, 樺澤 聡
, 山田 哲也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-136063
公開番号(公開出願番号):特開2018-003139
出願日: 2016年07月08日
公開日(公表日): 2018年01月11日
要約:
【課題】効率的に製造でき、強度および延性に優れたステンレス鋼を提供する。【解決手段】0.05質量%以上0.30質量%以下のC、1.50質量%以下のSi、0.1質量%以上2.0質量%以下のMn、0.06質量%以下のP、0.005質量%以下のS、5.0質量%以上7.0質量%以下のNi、15.0質量%以上19.0質量%以下のCr、0質量%以上2.0質量%以下のMo、0質量%以上2.0質量%以下のCu、および、0.05質量%以上0.30質量%以下のNを含有し、C+N≧0.20質量%であり、残部がFe(鉄)および不可避的不純物である。また、Md30の値が5以上30以下で、SFEの値が15以上25未満で、δcalの値が1.0以下で、オーステナイト相および加工誘起マルテンサイト相の複相組織を有している。【選択図】なし
請求項(抜粋):
C:0.05質量%以上0.30質量%以下、Si:1.50質量%以下、Mn:0.1質量%以上2.0質量%以下、P:0.06質量%以下、S:0.005質量%以下、Ni:5.0質量%以上7.0質量%以下、Cr:15.0質量%以上19.0質量%以下、Mo:0質量%以上2.0質量%以下、Cu:0質量%以上2.0質量%以下およびN:0.05質量%以上0.30質量%以下を含有し、C含有量とN含有量との合計が0.20質量%以上で、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、
Md30=551-462(C+N)-9.2Si-8.1Mn-29(Ni+Cu)-13.7Cr-18.5Moで示すオーステナイト安定指標であるMd30の値が5以上30以下で、
SFE=2.2Ni+6Cu-1.1Cr-13Si-1.2Mn+32で示す積層欠陥エネルギー生成指標であるSFEの値が15以上25未満で、
δcal=-15-44.91C-0.88Mn-2.31Ni+2.20Cr-1.08Cu-28.8Nで示す1230°Cで2時間加熱した後のδフェライト生成指標であるδcalの値が1.0以下で、
オーステナイト相および加工誘起マルテンサイト相の複相組織を有する
ことを特徴とするステンレス鋼。
IPC (3件):
C22C 38/00
, C22C 38/58
, C21D 9/46
FI (3件):
C22C38/00 302Z
, C22C38/58
, C21D9/46 Q
Fターム (22件):
4K037EA05
, 4K037EA06
, 4K037EA12
, 4K037EA13
, 4K037EA15
, 4K037EA17
, 4K037EA18
, 4K037EA21
, 4K037EA27
, 4K037EA28
, 4K037EB06
, 4K037EB07
, 4K037EB08
, 4K037EB09
, 4K037EB14
, 4K037FA02
, 4K037FA03
, 4K037FH05
, 4K037FJ06
, 4K037FJ07
, 4K037FM01
, 4K037FM02
引用特許:
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