特許
J-GLOBAL ID:201803020459738742
核酸増幅反応方法、核酸増幅反応試薬、および核酸増幅反応試薬の使用方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
布施 行夫
, 大渕 美千栄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-149491
公開番号(公開出願番号):特開2018-014949
出願日: 2016年07月29日
公開日(公表日): 2018年02月01日
要約:
【課題】PCRを高速化させつつ、プローブによる蛍光強度を高くすることができる核酸増幅反応方法を提供する。【解決手段】 鋳型核酸、プライマー、プローブ、およびポリメラーゼを含む反応溶液に、核酸を増幅させるための熱サイクルを付与する工程を含み、前記熱サイクルを付与する工程において、前記熱サイクルの1サイクル当たりの時間は、9秒以下であり、前記プライマーの算出Tm値は、65°C以上80°C以下であり、前記プローブの実測Tm値から前記プライマーの実測Tm値を引いたΔTm値は、-11°C以上2°C以下であり、前記算出Tm値は、下記式(1)から算出したものであり、 前記実測Tm値は、実測で求めた実測値である、核酸増幅反応方法。 Tm=1000ΔH/(-10.8+ΔS+R×ln(Ct/4))-273.15+16.6log[Na+] ・・・ (1)【選択図】図4
請求項(抜粋):
鋳型核酸、プライマー、プローブ、およびポリメラーゼを含む反応溶液に、核酸を増幅させるための熱サイクルを付与する工程を含み、
前記熱サイクルを付与する工程において、
前記熱サイクルの1サイクル当たりの時間は、9秒以下であり、
前記プライマーの算出Tm値は、65°C以上80°C以下であり、
前記プローブの実測Tm値から前記プライマーの実測Tm値を引いたΔTm値は、-11°C以上2°C以下であり、
前記算出Tm値は、下記式(1)から算出したものであり、
前記実測Tm値は、実測で求めた実測値である、核酸増幅反応方法。
Tm=1000ΔH/(-10.8+ΔS+R×ln(Ct/4))-273.15+16.6log[Na+] ・・・ (1)
なお、式(1)において、
ΔHは、ハイブリッドにおける最近接エンタルピー変化の合計(kcal/mol)であり、
ΔSは、ハイブリッドにおける最近接エントロピー変化の合計(cal/mol/K)であり、
Rは、気体定数(1.987cal/deg/mol)であり、
Ctは、プライマーのモル濃度(mol/L)であり、
Na+は、バッファーに含まれる一価の陽イオンの濃度(mol/L)である。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (16件):
4B050KK03
, 4B050LL05
, 4B050LL10
, 4B063QA01
, 4B063QA13
, 4B063QA18
, 4B063QQ42
, 4B063QQ52
, 4B063QR08
, 4B063QR32
, 4B063QR35
, 4B063QR55
, 4B063QR62
, 4B063QS25
, 4B063QS32
, 4B063QX02
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