特許
J-GLOBAL ID:201803020459815810
ターゲットボリュームのセットをソニケーション(超音波分解)するための医療機器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人M&Sパートナーズ
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-500852
公開番号(公開出願番号):特表2018-513757
出願日: 2016年03月16日
公開日(公表日): 2018年05月31日
要約:
本発明は、高密度焦点式超音波システム104と磁気共鳴イメージングシステム102とを備える医療機器100を提供する。マシン実行可能な命令180、182、184、186によって、医療機器を制御するプロセッサ144は、ターゲットゾーン内の複数のターゲットボリューム202のセットを指定するソニケーションコマンド160を受信することと(300)、複数のターゲットボリュームのセットから選択される、選択された現在のターゲットボリューム200を受信することと(302)を行う。マシン実行可能命令によって、プロセッサは更に、温度測定パルスシーケンスコマンド164によって磁気共鳴イメージングシステムを制御することによって、熱的磁気共鳴イメージングデータを取得することと(304)、熱的磁気共鳴イメージングデータを使用して、温度マップ168を計算することと(306)、ソニケーション地点を現在のターゲットボリュームにステアリングすることによって、現在のターゲットボリュームをソニケーションするように高密度焦点式超音波システムを制御することと(308)、現在のターゲットボリュームをソニケーションするように高密度焦点式超音波システムを制御した後、複数のターゲットボリュームのセットから現在のターゲットボリュームを除去することと(310)、温度マップを使用して、複数のターゲットボリュームの各々に対してソニケーションエネルギー172を計算することと(312)、複数のターゲットボリュームの各々に対するソニケーションエネルギーの計算を使用して、複数のターゲットボリュームから次のターゲットボリュームを選択すること(314)であって、次のターゲットボリュームの選択は、最小の値を持つソニケーションエネルギーを探すことを備えることと、次のターゲットボリュームを現在のターゲットボリュームとして設定することと(316)を繰り返し行う。
請求項(抜粋):
医療機器であって、前記医療機器は、
ターゲットゾーンをソニケーションするための複数のトランスデューサ素子を有する超音波トランスデューサを備える高密度焦点式超音波システムであって、前記複数のトランスデューサ素子の各々への電力供給を制御することによってソニケーション地点を電子的にステアリングするために動作可能である、高密度焦点式超音波システムと、
イメージングゾーンから熱的磁気共鳴イメージングデータを取得するための磁気共鳴イメージングシステムであって、前記ターゲットゾーンは前記イメージングゾーン内にある、磁気共鳴イメージングシステムと、
前記医療機器を制御するためのプロセッサと、
マシン実行可能な命令と温度測定パルスシーケンスコマンドとを含むメモリであって、前記温度測定パルスシーケンスコマンドは、前記磁気共鳴イメージングシステムに、磁気共鳴イメージング温度測定プロトコルに従って前記熱的磁気共鳴イメージングデータを取得させる、メモリと
を備え、
前記マシン実行可能な命令を実行することによって、前記プロセッサは、
前記ターゲットゾーン内の複数のターゲットボリュームのセットを指定するソニケーションコマンドを受信することと、
前記複数のターゲットボリュームの前記セットから選択される、選択された現在のターゲットボリュームを受信することと
を行い、
前記マシン実行可能な命令を実行することによって、前記プロセッサは、
前記温度測定パルスシーケンスコマンドによって前記磁気共鳴イメージングシステムを制御することによって、前記熱的磁気共鳴イメージングデータを取得することと、
前記熱的磁気共鳴イメージングデータを使用して、温度マップを計算することと、
前記ソニケーション地点を前記現在のターゲットボリュームにステアリングすることによって、前記現在のターゲットボリュームをソニケーションするように前記高密度焦点式超音波システムを制御することと、
前記現在のターゲットボリュームをソニケーションするように前記高密度焦点式超音波システムを制御した後、前記複数のターゲットボリュームの前記セットから前記現在のターゲットボリュームを除去することと、
前記温度マップを使用して、前記複数のターゲットボリュームの各々に対して、ターゲットボリュームにおいて付与されることが必要とされるソニケーションエネルギーを計算することと、
計算された前記ソニケーションエネルギーに基づいて、前記複数のターゲットボリュームから次のターゲットボリュームを選択することであって、前記次のターゲットボリュームは、前記ソニケーションを終えるのに最小のソニケーションエネルギーを必要とするターゲットボリュームである、ことと、
前記次のターゲットボリュームを前記現在のターゲットボリュームとして設定することと
を繰り返し行う、医療機器。
IPC (2件):
FI (2件):
A61B17/00 700
, A61B5/05 390
Fターム (9件):
4C096AA18
, 4C096AA20
, 4C096AB46
, 4C096DA06
, 4C096FB10
, 4C160JJ33
, 4C160JJ35
, 4C160JJ36
, 4C160KL07
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