特許
J-GLOBAL ID:201803020534665357
「浮力式動力発生方法」の改良と利用
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-558807
特許番号:特許第6232530号
出願日: 2016年04月27日
請求項(抜粋):
【請求項1】「動力発生装置」であって、
「入力」は、重力場における「液体の圧力」であること、
「出力」は、浮体の運動エネルギーによる動力であること、
該「入力」を該「出力」に変換するための「駆動動力」は、
「発生動力>駆動動力の関係」が成立していること、によって、該「出力」の一部を充当して該「駆動動力」となすことが可能なこと、すなわち、「駆動動力の自給」が可能であること、の特徴を有すること、
該「入力」と該「出力」と該「駆動動力」との組み合わせによって成り立つことを特徴とする「動力発生装置」と、
前記「液体の圧力」を操作して前記「浮体の運動エネルギーによる動力」を発生させる方法である「液圧操作方法」と、
前記「動力発生装置」と、前記「液圧操作方法」と、によって、自ら産出した動力の一部をもって自らを駆動し、なお且つ産業上利用可能な動力を発生させること、を可能とする「動力発生方法」であって、
前記「液圧操作方法」は、
1「上下移動する浮体」を浮かべる「液体」の液位を増減して、該「浮体」を上下に移動させることを特徴とする「液位増減方法」と、
2「上下移動する浮体」を浮かべる「液体」の比重を増減することで該「浮体」の底部に上向きに作用する液体の圧力を増減し、該「浮体」を上下に移動させることを特徴とする「流体比重増減方法」と、
3「上下移動する浮体」の底部に上向きに作用する「液体」の圧力を間欠的に遮断し、該「浮体」を上下に移動させることを特徴とする「液圧遮断方法」と、
4「垂直回転する浮体」の、底部に上向きに作用する「液体」の圧力を、該底部の右側と該底部の左側で不均衡化することでトルクを発生させ、該「浮体」を垂直に回転させることを特徴とする「液圧不均衡化方法」と、
の4種からなることを特徴とすること、
前記4種の「液圧操作方法」に対応する「動力発生装置」は、
前記1「液位増減方法」を利用し、
「液体」と、「上下移動する浮体」と、該「液体」と該「浮体」とを収容する容器、該「液位増減方法」を実行する装置と、
の組み合わせにおいて、該「液位増減方法」の実行によって、該液体の中の該「浮体」を上下に移動させ、これをもって動力とする「動力発生装置」と、
前記2「流体比重増減方法」を利用し、
「液体」と、「上下移動する浮体」と、該「流体比重増減方法」を実行する装置と、の組み合わせにおいて、該「流体比重増減方法」の実行によって、該液体の中の該「浮体」を上下に移動させ、これをもって動力とする「動力発生装置」と、
前記3「液圧遮断方法」を利用した、
「液体」と、該「液圧遮断方法」を実行する装置を具えた「上下移動する浮体」と、
の組み合わせにおいて、該「液圧遮断方法」の実行によって、該「液体」の中の該「浮体」を上下に移動させ、これをもって動力とする「動力発生装置」と、
前記4「液圧不均衡化方法」を利用し、
「液体」と、「垂直回転する浮体」と、該「液圧不均衡化方法」を実行する装置と、
の組み合わせにおいて、該「液圧不均衡化方法」の実行によって、該「液体」の中の該「浮体」を回転させ、これをもって動力とする「動力発生装置」と、
の4種からなることを特徴とすること、
前記「駆動動力」は、
前記「駆動動力の自給」を用いる場合において、
該「動力発生装置」が発生させた動力の一部と、
該「動力発生装置」が発生させた動力を利用して発電した電力の一部と、
からなる群から1種あるいは2種選択されて利用されること、
あるいは、
前記「駆動動力の自給」を用いない場合において、
該「動力発生装置」とは別個の動力発生装置から供給される動力と、
該「動力発生装置」が系統連携した電力網から受電した電力と、
流水と、
人力と、
からなる群から1種あるいは複数選択され、「発生動力>駆動動力の関係」において利用されること、
前記「圧力操作方法」と前記「動力発生装置」と前記「駆動動力」と、の組み合わせからなる、「駆動動力の自給」を可能とする動力発生方法。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特開昭61-182473
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浮力式動力発生方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2012-185843
出願人:上坂徹自
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