特許
J-GLOBAL ID:201803020552306682

液体タンクのための過圧適応性という安全特性を有したベントバルブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 村山 靖彦 ,  実広 信哉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-135760
公開番号(公開出願番号):特開2018-165151
出願日: 2018年07月19日
公開日(公表日): 2018年10月25日
要約:
【課題】タンク上において組み立てられなければならない構成部材の数を最小化し得るとともに組立エラーというリスクを低減しさらに適切な動作のために必要とされるパイプおよび連結の数を低減することによって、公知の通気システムを改良することを追求する。【解決手段】本発明は、チャンバ(10)を備えた液体タンクのためのベントバルブ(1)に関するものであって、タンクのロールオーバー時にバルブを自動的に閉塞するという「ROV」機能を実行するためのROV手段(22,24,26)と、所定高さを超えてタンクが充填されてしまうことを防止するという「OFP」機能を実行するためのOFP手段と、所定のしきい値を超えた過圧の発生時に外部雰囲気へとガスを放出し得るという「OPR」機能を実行するためのOPR手段(28,30,32)と、タンク内の圧力が雰囲気圧力を下回ったときにタンク内へとエアを流入させ得るという「バイパス」機能を実行するためのバイパス手段(36,38,40,42)と、を具備している。【選択図】図1
請求項(抜粋):
囲まれたスペース(10)を備えた、液体タンクのためのベントバルブ(1)であって、 -前記液体タンクのロールオーバー時に前記ベントバルブを自動的に閉塞するという「ROV」機能を実行するためのROV手段(22,24,26)と、 -所定高さを超えて前記液体タンクに液体が充填されてしまうことを防止するという「OFP」機能を実行するためのOFP手段と、 -所定のしきい値を超えた過圧の発生時に外部雰囲気へとガスを放出し得るという「OPR」機能を実行するためのOPR手段(28,30,32)と、 -前記液体タンク内の圧力が雰囲気圧力を下回ったときに前記液体タンク内へとエアを流入させ得るという「バイパス」機能を実行するためのバイパス手段(36,38,40,42)と、 を具備し、 当該ベントバルブが前記ROV手段により閉塞されると、前記「OPR」機能が実行可能となり、前記囲まれたスペース(10)が、前記外部雰囲気に連通した上チャンバ(12)と、前記液体タンクの内部に連通した下チャンバ(14)と、前記上チャンバ(12)と前記下チャンバ(14)とを分離する中間チャンバ(16)と、を備えていることを特徴とするベントバルブ。
IPC (2件):
B60K 15/035 ,  F16K 24/00
FI (4件):
B60K15/035 B ,  B60K15/035 Z ,  F16K24/00 F ,  F16K24/00 N
Fターム (21件):
3D038CA11 ,  3D038CA15 ,  3D038CA23 ,  3D038CA25 ,  3D038CA27 ,  3D038CA28 ,  3D038CC03 ,  3D038CC04 ,  3H055AA03 ,  3H055AA04 ,  3H055AA05 ,  3H055AA22 ,  3H055BA12 ,  3H055CC02 ,  3H055CC17 ,  3H055CC20 ,  3H055CC21 ,  3H055GG22 ,  3H055GG27 ,  3H055JJ03 ,  3H055JJ15
引用特許:
審査官引用 (1件)

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