特許
J-GLOBAL ID:201803020734405767

建物の断熱式構造体及びこれに使用する連結具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 西 博幸 ,  渡辺 隆一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-120755
公開番号(公開出願番号):特開2017-223083
出願日: 2016年06月17日
公開日(公表日): 2017年12月21日
要約:
【課題】発泡樹脂製の断熱パネルを残存型枠として使用したコンクリート構造体において、連結具(セパレータ)が外側に露出せず、しかも、断熱パネルの支持強度に優れた技術を提供する。【解決手段】連結具12は、板状のジョイント部13と板状のストッパー14によって平面視H形に形成されている。前後のT型の部分が嵌合部15になっており、断熱パネル1には、嵌合部15が嵌まるT形のスリット16,17が形成されている。連結具12は板状であるため、断熱パネル1との接触面積が大きい。従って、コンクリート打設時の圧力に対する高い抵抗を発揮する。かつ、ジョイント部13の下面部に巣が発生することもない。嵌合部15は、上下の断熱パネル1のスリット16,17に跨がって嵌まるため、上下の断熱パネル1の位置決めも正確に行われる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
鉛直姿勢のコンクリート層を挟んで並列配置された発泡樹脂製断熱パネルの対と、水平方向に飛び飛びで配置された連結具の群と備えており、前記各連結具により、相対向した断熱パネルの連結が行われている構成であって、 前記断熱パネルの対が対向している方向を前後方向とした状態で、前記連結具は、前記コンクリート層を横切って前後方向に長く延びる板状のジョイント部と、前記連結具の前後両端に一体に設けられた平面視左右横長の板状のストッパー部とを有していて、前部と後部とが、前記断熱パネルに嵌入する平面視T形の嵌合部になっている一方、 前記各断熱パネルには、前記連結具の嵌合部が上から嵌まる上向き開口の平面視T形の上部スリットと、前記連結具の嵌合部が下から嵌まる平面視T形で下向き開口の下部スリットとのうち、いずれか一方又は両方が、前記連結具に対応して左右方向に飛び飛びで複数形成されている、 建物の断熱式構造体。
IPC (4件):
E04B 2/86 ,  E04B 1/16 ,  E04B 1/80 ,  E02D 27/01
FI (6件):
E04B2/86 611N ,  E04B1/16 D ,  E04B2/86 611K ,  E04B2/86 601J ,  E04B1/80 100A ,  E02D27/01 A
Fターム (8件):
2D046BA01 ,  2E001DD01 ,  2E001FA01 ,  2E001FA03 ,  2E001FA29 ,  2E001GA12 ,  2E001HD01 ,  2E001LA11
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特許第3499781号
  • 特許第2975931号
審査官引用 (2件)
  • 特許第3499781号
  • 特許第2975931号

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