特許
J-GLOBAL ID:201803020737666103

直線移動システムの潤滑作業の検知方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-178295
公開番号(公開出願番号):特開2018-044575
出願日: 2016年09月13日
公開日(公表日): 2018年03月22日
要約:
【課題】直線移動システムの潤滑作業の検知方法を提供する。【解決手段】直線移動システムの潤滑作業の検知方法は下記のステップを含む。ステップ1:オイル注入機はオイル注入データを処理装置に発信する。ステップ2:処理装置は一つの時間間隔の温度データを読み取り、温度曲線によって表示する。温度曲線の凹んだ部位が上向きであるか否かを判断し、温度曲線の凹んだ部位が上向きではない場合、処理装置は失効データを発信する。ステップ3:温度曲線の凹んだ部位が上向きである場合、開始時点の数値を読み取り、数値Aとする。開始時点から最低点になる直前の(1/3)×温度低下期間Tbの間の温度の平均値を数値Bとする。最低点になってから(2/3)×温度上昇期間Tcの経過後から終了時点までの間の温度の平均値を計算し、数値Cを定義する。数値Bが数値Aより小さく、数値Cより小さいと判断されると、潤滑効果は正常な状態に保持される。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
直線移動システムに応用され、ステップ1、ステップ2およびステップ3を含む直線移動システムの潤滑作業の検知方法であって、 前記直線移動システムは、リニアモジュール、オイル注入機、センサおよび処理装置を備え、 前記リニアモジュールは、第一移動部および第二移動部を有し、 前記第一移動部は、前記第二移動部に接触し、 前記第一移動部と前記第二移動部とは、相対的に移動でき、 前記オイル注入機は、前記第一移動部に潤滑油を流入させ、 前記センサは、前記直線移動システムに配置され、 前記処理装置は、前記オイル注入機および前記センサに電気的に接続され、 前記ステップ1において、前記オイル注入機は起動され、前記第一移動部にオイルを注入するとオイル注入データを前記処理装置に発信し、前記処理装置は前記オイル注入データをキャッチするまで前記オイル注入データを持続的に読み取り、 前記ステップ2において、前記オイル注入データが前記処理装置にキャッチされた後、前記処理装置は一つの所定時間間隔に前記センサからキャッチされた温度データを読み取り、周期性を探り、前記所定時間間隔に記録された前記温度データは温度曲線によって表示され、続いて前記温度曲線の凹んだ部位が上向きであるか否かを前記処理装置は判断し、前記所定温度曲線の前記凹んだ部位が上向きではない場合、前記処理装置は、潤滑効果が効かないことを示す失効データを発信し、 前記ステップ3において、 前記温度曲線の前記凹んだ部位が上向きである場合、前記温度データから、前記所定時間間隔の開始時点の温度の数値を読み取り、数値Aとし、 前記温度曲線に基づいて、前記開始時点から最低点になるまでの期間を温度低下期間としたときの最低点となる直前の(1/3)×前記温度低下期間の間の温度数値の平均値を計算して数値Bとし、 前記温度曲線に基づいて、前記最低点になってから前記所定時間間隔の終了時点までの期間を温度上昇期間としたとき、前記最低点になってから(2/3)×前記温度上昇期間の経過後から前記終了時点まで間の温度数値の平均値を計算して数値Cとし、 前記数値Bが前記数値Aより大きいと判断されると、前記失効データを発信し、 前記数値Bが前記数値Aより小さく、前記数値Cより大きいと判断されると、前記失効データを発信し、 前記数値Bが、前記数値Aより小さく、かつ、前記数値Cより小さいと判断されると、潤滑効果が正常に保持されることを示す正常データを発信することを特徴する直線移動システムの潤滑作業の検知方法。
IPC (1件):
F16H 25/20
FI (1件):
F16H25/20 Z
Fターム (11件):
3J062AB22 ,  3J062AC07 ,  3J062BA22 ,  3J062CB45 ,  3J062CC04 ,  3J062CC12 ,  3J062CD02 ,  3J062CD04 ,  3J062CD22 ,  3J062CD72 ,  3J062CD75
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る