特許
J-GLOBAL ID:201803020847012290
腫瘍浸潤リンパ球の凍結保存方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
林 一好
, 芝 哲央
, 齋藤 拓也
, 岩池 満
, 小菅 一弘
, 林 浩
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-566142
公開番号(公開出願番号):特表2018-518965
出願日: 2016年06月30日
公開日(公表日): 2018年07月19日
要約:
本発明は以下のステップ:i)IIIまたはIV期のメラノーマを有する患者からの、in-transit皮膚結節、ガングリオンまたは転移の試料収集を用いる腫瘍浸潤リンパ球のin vitro培養であって、前記ステップが、in-transit皮膚結節、ガングリオンまたは転移の試料に含有される腫瘍浸潤リンパ球の発生、その後の発生ステップによって生じる腫瘍浸潤リンパ球の刺激、および続いて、刺激を受けた腫瘍浸潤リンパ球の増幅を含む培養、ii)ステップ(i)において得られる少なくとも1種の試料の生理学的に許容可能な培地中に、a)ヒトアルブミン血清、b)少なくとも1種の糖類、ならびにc)DMSO、L-システイン、補酵素Q10およびC3〜C5アルカンジオールの中から選択される少なくとも2種の成分を含む組成物との混合、ならびに続いてiii)ステップ(ii)において得られる混合物の凍結を含む、腫瘍浸潤リンパ球の少なくとも1種の試料の凍結保存のための方法に関する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
以下のステップ:
i)腫瘍浸潤リンパ球の少なくとも1種の試料を取得するために、in-transit皮膚結節、リンパ節または転移の試料に含有される前記腫瘍浸潤リンパ球の発生、次いで発生ステップによって生じる腫瘍浸潤リンパ球の刺激、次いで最終的に刺激を受けた腫瘍浸潤リンパ球の増幅を含む、3または4期メラノーマを患っている患者由来のin-transit皮膚結節、リンパ節または転移の試料からの腫瘍浸潤リンパ球のin vitro培養、
ii)ステップi)において得られる少なくとも1種の試料を、生理学的に許容可能な培地中に、
a)ヒト血清アルブミン、
b)少なくとも1種の糖類、ならびに
c)DMSO、L-システイン、補酵素Q10およびC3〜C5アルカンジオールから選択される少なくとも2種の成分、
を含む組成物と混合するステップ、
iii)ステップii)において得られる混合物を凍結するステップ
を含む、腫瘍浸潤リンパ球の少なくとも1種の試料の凍結保存方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (8件):
4B065AA94X
, 4B065AC20
, 4B065BB11
, 4B065BB16
, 4B065BB19
, 4B065BD09
, 4B065BD12
, 4B065CA44
引用特許:
出願人引用 (1件)
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細胞凍結保存用組成物
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-277291
出願人:セーレン株式会社, 財団法人ふくい産業支援センター
審査官引用 (1件)
-
細胞凍結保存用組成物
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-277291
出願人:セーレン株式会社, 財団法人ふくい産業支援センター
引用文献:
出願人引用 (3件)
審査官引用 (4件)
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Surgery, 2012, Vol.152, pp.557-566
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Cancer Res., 1991, Vol.51, pp.3891-3899
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Clin. Exp. Immunol., 2003, Vol.131, pp.340-346
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Clin. Exp. Immunol., 2003, Vol.131, pp.340-346
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