特許
J-GLOBAL ID:201803020996997894

画像処理装置及び画像処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2016075456
公開番号(公開出願番号):WO2017-056834
出願日: 2016年08月31日
公開日(公表日): 2017年04月06日
要約:
本発明は、高輝度な被写体のディテールを消失させることなくヘイズを除去(ヘイズの影響を軽減)することができる画像処理装置及び画像処理方法を提供する。本発明の態様において、入力画像Iが元画像J、大気光画素値A、透過率tに対してI=J・t+A・(1-t)により表されるとき、入力画像Iの各画素のダークチャネル値Dを算出し、Dが0から1の範囲の画素に対して単調減少する値の透過率tを対応付け、するヘイズに対すDが1からDmaxの範囲の画素に対して単調増加する値の透過率tを対応付けて元画像Jを補正画像として生成する。
請求項(抜粋):
元画像と、前記元画像に重畳された除去すべき除去画像とからなる入力画像であって、各画素に応じた1から0の範囲の透過率をtとした場合に前記元画像の各画素の画素値にtを乗じて得られる値と、前記除去画像の各画素の画素値であって、1からtを減算した値を重畳画素値に乗じて得られる値との加算値を各画素の画素値とする入力画像を取り込む入力画像取込手段と、 前記入力画像に基づいて前記重畳画素値を算出する重畳画素値算出手段と、 前記入力画像と前記重畳画素値とに基づいて、前記入力画像の各画素に対する前記除去画像の影響度を推定した値であり、かつ、最小値と最大値のうちの一方の限界値である第1限界値から、前記最小値と前記最大値との間の予め決められた境界値に値が近づくほど前記影響度が大きいことを示す影響推定値であって、前記透過率tの値に予め対応付けられた影響推定値を算出する影響推定値算出手段と、 前記入力画像、前記影響推定値、及び前記重畳画素値に基づいて、前記入力画像の各画素の画素値に対する補正を実施することにより、前記入力画像から前記除去画像の影響を低減した補正画像を生成する補正処理手段と、 を備え、 前記補正処理手段は、 前記影響推定値が前記第1限界値から前記境界値までの範囲の画素に対しては、1から0に向けて減少する値として対応付けられた透過率tに基づいた補正量で前記補正を実施し、 前記影響推定値が前記境界値から前記最小値と最大値のうちの前記第1限界値と異なる他方の第2限界値までの範囲の画素に対しては、少なくとも透過率tを0としたときの画素値の補正量よりも小さい補正量となる補正を実施する手段である、 画像処理装置。
IPC (3件):
G06T 5/00 ,  H04N 1/407 ,  H04N 5/232
FI (3件):
G06T5/00 700 ,  H04N1/407 740 ,  H04N5/232 290
Fターム (31件):
5B057CA01 ,  5B057CA08 ,  5B057CA12 ,  5B057CA16 ,  5B057CB01 ,  5B057CB08 ,  5B057CB12 ,  5B057CB16 ,  5B057CE03 ,  5B057CE17 ,  5B057CH11 ,  5B057DA16 ,  5B057DA17 ,  5B057DB02 ,  5B057DB06 ,  5B057DB09 ,  5B057DC23 ,  5B057DC32 ,  5C077LL19 ,  5C077MP08 ,  5C077PP03 ,  5C077PP47 ,  5C077PQ19 ,  5C077TT09 ,  5C122DA04 ,  5C122EA12 ,  5C122FH01 ,  5C122FH11 ,  5C122HB01 ,  5C122HB06 ,  5C122HB10

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