特許
J-GLOBAL ID:201803021215651609
粉末粒子及びこれを用いたグリーン体の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
井川 浩文
, 特許業務法人SANSUI国際特許事務所
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2016086828
公開番号(公開出願番号):WO2017-099250
出願日: 2016年12月11日
公開日(公表日): 2017年06月15日
要約:
【課題】 十分な強度を有する均質なグリーン体を形成するための粉末粒子と、その粉末粒子を用いたグリーン体の製造方法とを提供すること。 【解決手段】 母粒子に対し、予め定めた体積比の範囲で母粒子の表面上に点在し、熱可塑性樹脂粒子が溶融した場合に隣接する母粒子間の接点周縁領域に樹脂溜まり部が形成され、同時に、接点周縁領域以外の領域には空隙が形成されるような態様で担持された複合粒子の粉末粒子を用いてグリーン体を成形すれば、各粉末粒子のそれぞれに熱可塑性樹脂粒子が少量付着した状態でパッキングされたグリーン体を形成することができる。ここで、熱可塑性樹脂粒子が溶融する条件下にグリーン体を設置すれば、熱可塑性樹脂が溶け、隣り合う粉末粒子の接点(近接点)近傍に樹脂を集中させ得る。このため、極少量の熱可塑性樹脂にて粉末粒子間の結着力を効果的に向上させることができ、強度ムラのない強固なグリーン体を得ることができる。 【選択図】図2
請求項(抜粋):
焼結体の主たる成分となる母粒子と、その母粒子よりも粒径が小さく、且つ、前記母粒子の表面上に担持された熱可塑性樹脂粒子とを備えた粉末粒子であって、前記熱可塑性樹脂粒子は前記母粒子に対し予め定めた体積比の範囲で前記母粒子の表面上に点在し、且つ、前記熱可塑性樹脂粒子が溶融した場合に隣接する母粒子間の接点周縁領域に樹脂溜まり部が形成されるような態様で前記母粒子に担持されていることを特徴とする粉末粒子。
IPC (4件):
C04B 35/628
, C04B 35/634
, B22F 1/02
, B22F 3/02
FI (4件):
C04B35/628 920
, C04B35/634 040
, B22F1/02 B
, B22F3/02 M
Fターム (24件):
4K018BA02
, 4K018BA03
, 4K018BA04
, 4K018BA08
, 4K018BA09
, 4K018BA13
, 4K018BB01
, 4K018BB03
, 4K018BB04
, 4K018BB05
, 4K018BC12
, 4K018BC30
, 4K018CA02
, 4K018CA09
, 4K018CA11
, 4K018CA29
, 4K018CA31
, 4K018CA33
, 4K018CA34
, 4K018CA44
, 4K018EA01
, 4K018EA51
, 4K018EA60
, 4K018FA08
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