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J-GLOBAL ID:201902210191273429   整理番号:19A0487062

横ずれ断層における各種物理探査の適用可能性の検討(その1:浅層反射法地震探査・屈折法地震探査・CSAMT探査・重力探査)-郷村断層帯および山田断層帯における事例-

The study of applicability of the geophysical exploration methods for the strike-slip fault (part 1; shallow P-wave seismic reflection and refraction survey, CSAMT survey, and gravity survey) : the case study of the Go-mura fault zone and Yamada fault zone
著者 (15件):
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巻: 71  ページ: 103-125(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: U1274A  ISSN: 1881-4824  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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活断層の評価を行うにあたっては,断層の地下形状も重要な情報の1つである。地下数十m以深の情報は,主に物理探査の結果から得ることができる。これまでには,物理探査は横ずれ活断層にはそれほど多く適用されてこなかったが,本研究では各種の物理探査を行い,横ずれ活断層に対する物理探査の適用性について検討した。対象地域は,近畿地方北西部の花崗岩地域に分布する郷村断層帯および山田断層帯として,4つの測線において,多項目の物理探査(反射法地震探査・屈折法地震探査・CSAMT探査・重力探査)を実施した。その結果,反射法地震探査は,地表下200~300m程度までの地下構造を,反射面群の不連続としてよく捉えていた。しかし,活断層の変位のセンスと一致しない構造も見られ,他の物理探査の結果と比較する必要があることがわかった。屈折法地震探査は,原理的に断層の角度を限定することは難しいが,横ずれ活断層の運動による破砕の影響と考えられる低速度領域をよく捉えることができた。CSAMT探査では,深部まで連続する低比抵抗帯が認められ,地下の活断層の位置および角度をよく捉えていたが,活断層以外に起因する比抵抗構造変化も捉えていることから,他の探査との併用によって,その要因を分離することが必要である。重力探査は,反射法地震探査と同様に上下変位量の小さい横ずれ活断層に対しては適さないと考えられてきたが,測定の精度と測定点密度を高くすることにより活断層に伴う重力変化を捉えることができた。(著者抄録)
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物理探査・地質探査一般 

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