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J-GLOBAL ID:201902210350054042   整理番号:19A2196422

Subaru Hyper Suprime-Cam調査における青色水平分岐星により追跡された銀河系の恒星ハロー

The stellar halo of the Milky Way traced by blue horizontal-branch stars in the Subaru Hyper Suprime-Cam Survey
著者 (13件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 72.1-72.16  発行年: 2019年 
JST資料番号: W2414A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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青色水平分岐星(BHB)の解析に基づいて,その外部境界までの銀河系(MW)恒星ハローの大域的構造について報告した。これらのハロートレーサーは,約550deg2領域にわたって調査された進行中のHyper Suprime-Cam Subaru戦略プログラム(HSC-SSP)の内部データリリースにおける(g,r,i,z)バンド多重測光から抽出される。統計的に有意な方法で青色ストラグラー星(BS)と他の汚染を除去することにより,最も可能性のあるBHBを選択するために,著者らの以前の研究で採用した単純な色カットの代わりに,広範なBayes法を開発し適用した。ここで,利用可能なカタログから得られた各テンプレートBHBと非BHBは,カラーカラーダイアグラムにおける多重Gauss分布の混合として表現される。r=36~360kpcの銀河中心半径にわたる半径方向密度分布は,α=3.74+0.21-0.22の指数をもつ単一べき乗則として,あるいはrb=160+18-19kpcの破壊半径下のrでαin=2.92+0.33-0.33の指数をもつ壊れたべき乗則プロファイルとして近似でき,r>rbでαout=15.0+3.7-4.5の非常に急峻な勾配を示した。q=1.72+0.44-0.28の軸比を有するプロレート形状を有する後者のプロファイルは最も可能性があり,このハローはr≒160kpcにおいてむしろ鋭い境界を保持している可能性がある。ハロー密度分布の勾配を,恒星ハローの形成に対する一連の流体力学シミュレーションからのものと比較した。この比較により,MW恒星ハローは2つの重なり合った成分から構成されている可能性があることが示唆された。それは比較的急峻な半径方向密度プロファイルを示すin situ内部ハローと,BHBによって探査された浅いプロファイルを持つex situ外部ハローであり,小さな恒星系の降着によって形成された。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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恒星  ,  星雲 

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