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J-GLOBAL ID：201902210495136083   整理番号：19A0147110

アノード酸化ポーラスアルミナ皮膜が拓く表面技術 ポーラスアルミナメンブレン中のイオン移動現象

著者 (6件)： 福塚友和 (名古屋大 大学院工学研究科) ,  宮原雄人 (京大 大学院工学研究科) ,  宮崎晃平 (京大 大学院工学研究科) ,  宮崎晃平 (京大 大学院地球環境学堂) ,  安部武志 (京大 大学院工学研究科) ,  安部武志 (京大 大学院地球環境学堂)
資料名： 表面技術  (Journal of the Surface Finishing Society of Japan)
巻： 70  号： 1  ページ： 31-34  発行年： 2019年01月01日 
JST資料番号： G0441B  ISSN： 0915-1869  CODEN： HYGIEX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・本稿では,合剤電極をモデル化した陽極酸化ナノポーラスアルミナ(APA)膜と黒鉛合剤電極を用い,細孔内イオン輸送抵抗測定による細孔内イオン伝導輸送挙動を調べた結果を紹介。
・APA膜をセルボディでシリコンパッキンを介して挟み,同じ電解液を両室に注ぎ,2組の対極と参照極にいずれもリチウム金属とした四電極式セルを構成,これを用いた交流インピーダンス測定について解説。
・合剤電極モデルとして本研究で用いた陽極酸化ナノポーラスアルミナ膜は,一次元貫通孔を持ち大きさの揃った細孔が規則配列したAPAを使用。
・陽極酸化ナノポーラスアルミナ膜内でのメソからマクロ孔内に存在する電解液の比イオン伝導度がバルク電解液と比べて1桁低下することが判明。

シソーラス用語： *リチウムイオン電池 ,  *充電 ,  電極 ,  薄肉構造 ,  電極材料 ,  多孔質体 ,  電解液 ,  *イオン伝導 ,  細孔径 ,  アルミナ ,  陽極酸化皮膜 ,  シミュレーション ,  *急速充電 ,  集電体 ,  多孔質アルミナ ,  活物質
準シソーラス用語： ポーラスアルミナ ,  メンブレン ,  合剤電極 ,  細孔内イオン伝導 ,  電極活物質 ,  導電体 ,  模擬実験

分類 (1件)： 二次電池  (YB04030K)

引用文献 (11件)：

• 1)福塚友和 ; 炭素, 283, 108(2018).
• 2)T. Abe, H. Fukuda, Y. Iriyama, Z. Ogumi ; J. Electrochem. Soc., 151, A1120(2004).
• 3)Z. Ogumi, T. Abe, T. Fukutsuka, S. Yamate, Y. Iriyama ; J. Power Sources, 127, 72(2004).
• 4)T. Abe, F. Sagane, M. Ohtsuka, Y. Iriyama, Z. Ogumi ; J. Electrochem. Soc., 152, A2151(2005).
• 5)N. Ogihara, S. Kawauchi, C. Okuda, Y. Itou, Y, Takeuchi, Y. Ukyo ; J. Electrochem. Soc., 159, A1034(2012).

タイトルに関連する用語 (5件)： アノード酸化 ,  ポーラス ,  アルミナ皮膜 ,  イオン移動 ,  現象