文献

J-GLOBAL ID：201902210516766610   整理番号：19A0103318

全自動麻雀卓のマルチエージェントモデルによる牌の撹拌に関するシミュレーション

Simulation on Agitation of Tiles by Multi-agent Model of Automatic Mahjong Table

著者 (2件)： 井手広康 (愛知県大 大学院情報科学研究科) ,  奥田隆史 (愛知県大 情報科学)
資料名： 情報処理学会論文誌ジャーナル(Web)
巻： 59  号： 11  ページ： 2044-2053 (WEB ONLY)  発行年： 2018年11月15日 
JST資料番号： U0452A  ISSN： 1882-7764  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 全自動麻雀卓とは「すべての牌を裏向きにしてかき混ぜ,それらを牌山に積み上げる」という作業を,プレイヤの代わりに自動で行う麻雀卓のことを指す。しかし全自動麻雀卓における牌の撹拌手法(牌のかき混ぜ方)には一定の規則性があるため,牌に偏りが生じている可能性があると従来より指摘されている。そこで本研究では,マルチエージェントシミュレーションを用いて全自動麻雀卓をマルチエージェントモデルとして表現し,シミュレーション結果から牌の撹拌率(牌の撹拌の度合い)について分析した。さらに実機による実験結果との比較を行い,マルチエージェントモデルの妥当性について検証した。(著者抄録)

シソーラス用語： *マルチエージェントモデル ,  *玩具 ,  撹拌 ,  *シミュレーション ,  個人 ,  規則度 ,  偏り
準シソーラス用語： *娯楽機器 ,  プレイヤ ,  規則性

分類 (2件)： 趣味娯楽用品  (ZB05000L) ,  計算機シミュレーション  (JE11000H)

引用文献 (12件)：

• 西野哲朗:不完全情報ゲーム,情報処理,Vol.53, No.2, pp.112-117 (2012).
• 作田 誠:不完全情報ゲームの研究,オペレーションズ・リサーチ,Vol.52, No.1, pp.27-34 (2007).
• 山影 進:人工社会構築指南-artisoc によるマルチエージェント・シミュレーション入門,書籍工房早川 (2008).
• 麻雀ウォッチ:全自動麻雀卓図鑑,入手先 https://mj-news.net/column/takuzukan (参照 2018-02-06).
• 大洋技研株式会社:麻雀卓ラインナップ,AMOS VIERAL (アモス ヴィエラ)カタログ,入手先 http://www.taiyo-chemicals.co.jp/business/mahjong/amos vieral.pdf (参照 2018-02-06).

タイトルに関連する用語 (5件)： 麻雀 ,  卓 ,  マルチエージェントモデル ,  撹拌 ,  シミュレーション