抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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実験の負担を軽減するために,風洞における渦誘起振動現象の測定システムを開発した。本システムは,風洞のファンの回転を自動的に制御し,次に,自由流速U,熱線風速計により測定された物体の後流における速度変動,およびレーザ変位センサにより測定された物体の変位を記録する。渦発生鈍頭物体としてリングを用いて考案されたリング型カルマン渦流速計を製作し,主にUを測定するのに使用される手持ち型速度計を取り換えたが,自動計測システムに組み込むことはできなかった。リング型カルマン渦速度計は,低速度範囲においてより高い信頼性を有し,測定システムに適した較正を必要としない。この測定システムを用いてカルマン渦励振実験を行った。大きな負担なしに,実験が手動で行われた場合とほぼ同じ実験結果を得ることができた。(翻訳著者抄録)