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J-GLOBAL ID：201902211036488892   整理番号：19A1887656

非晶質炭素クラスタのフラーレンへの変換【JST・京大機械翻訳】

Transformation of Amorphous Carbon Clusters to Fullerenes

著者 (4件)： Sinitsa Alexander S. (National Research Centre “Kurchatov Institute”, Russia) ,  Lebedeva Irina V. (Nano-Bio Spectroscopy Group and European Theoretical Spectroscopy Facility (ETSF), Universidad del Pais Vasco, CFM CSIC-UPV/EHU, Spain) ,  Popov Andrey M. (Institute for Spectroscopy of the Russian Academy of Sciences, Russia) ,  Knizhnik Andrey A. (Kintech Lab Ltd., Russia)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 121  号： 24  ページ： 13396-13404  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高温下での非晶質炭素クラスタのフラーレンへの変換を,マイクロ秒での分子動力学シミュレーションを用いて研究した。系の構造とエネルギーの両方の解析に基づいて,フラーレン形成が2段階で起こることを見出した。最初に,最初の非晶質構造の中空sp2シェルへの高速変換は,結合した数個の鎖を持ち,ポテンシャルエネルギーのかなりの減少と鎖に属する原子数と非晶質ドメインに生じた。それから,残留炭素鎖のsp2ネットワークへの挿入はフラーレンシェル形成と同時に起こる。フラーレン殻の形成後に残る二つのタイプの欠陥が明らかになった:7員環と単一配位原子。得られたフラーレン構造の一つは全く欠陥を含まず,欠陥のない炭素ケージが欠陥の治癒なしに非晶質前駆体から直接形成されることを実証した。フラーレン形成後には構造変化は観測されず,欠陥治癒はフラーレンシェル形成と比較して遅い過程であることを示唆した。フラーレン殻への鎖原子挿入の明らかな反応のスキームを示した。実行したシミュレーションの結果を,炭素系の自己組織化によるフラーレン形成のパラダイム内で要約した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 前駆体 ,  自己組織化 ,  ポテンシャルエネルギー ,  高速度 ,  *非晶質 ,  ネットワーク ,  *炭素 ,  治癒 ,  高温 ,  *フラーレン ,  計算機シミュレーション
準シソーラス用語： 構造変化 ,  ケージ ,  分子動力学シミュレーション ,  マイクロ秒 ,  *炭素クラスタ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  原子・分子のクラスタ  (BH09030O)

タイトルに関連する用語 (3件)： 非晶質炭素 ,  クラスタ ,  フラーレン