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J-GLOBAL ID:201902211138321761   整理番号:19A1696537

洪水氾濫常襲地帯に発達した水塚に併設された『構え堀』の水除け機能についての水理実験

FLUME EXPERIMENTS ON A FLOOD GUARD MOAT, KAMAEBORI, AROUND A PROTECTIVE MOUND AND STRUCTURE, MIZUKA, IN FREQUENT FLOOD OCCURRENCE AREA
著者 (2件):
資料名:
巻: 74  号:ページ: I_1285-I_1290(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: U0103B  ISSN: 2185-467X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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荒川流域など洪水常習地帯に江戸時代に発達した水塚には,水除け機能を持つとされる構え堀が併設されている場合がある.しかし,設置理由には水塚のための盛土材料を取るためなど諸説あり,その減災機能は明らかになっていない.本研究では,構え堀構造の持つ水除け機能を水理実験で明らかにすることを目的とした.既往文献や現地観測を踏まえた調査により,構え堀のタイプを前面型,L字型,馬蹄型に分類した.構え堀,屋敷林,水塚をモデル化した屋敷模型を作成し,構え堀タイプと堀がないケースを合わせて7ケースで実験を行い,水面形と流体力を計測した.吉見地方に多く存在した構え堀の形態である幅の広い前面型と馬蹄型の構え堀は,水塚の避難所(倉)における水位,流体力ともに大きく減少させた.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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自然災害  ,  都市問題,都市防災 
引用文献 (14件):
  • 1) 国土交通省水管理・国土保全局:水防災意識社会再構築ビジョン( http://www.mlit.go.jp/river/mizubousaivision/pdf/saikouchiku_v.pdf),2015.
  • 2) 田中規夫:荒川西遷の背景と荒川中流部の洪水氾濫特性に与えた影響,河川,pp. 1-5,2017.
  • 3) 大塚一男:近世における荒川中流域の水害と治水 -吉見領と川島領を中心に-,埼玉県教育委員会長期研修報告,1985.
  • 4) 佐藤甚次郎,佐々木史郎,大羅陽一:荒川流域における水塚 (河川・湖沼の歴史地理).,歴史地理学紀要,第22巻,pp. 127-148,1980.
  • 5) 元木靖:関東平野の屋敷林研究ノート: 「地域環境」 学のための一里塚として,立正大学経済学季報,第61巻,第2号,2011.
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