抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的;進行期胃癌(advancedgastriccarcinoma,AGC)患者の末梢血中のジヒドロピリミジンデヒドロゲナーゼ(dihydropyrimi-dinedehydrogenase)を検討する。DPDとチミジル酸合成酵素(thymidylatesynthase,TS)の発現、及びカルペシタビンを含むプランの治療効果との関係を検討する。方法;AGC患者60名を画像学と病理学で診断し,化学療法前に末梢血を採取し,逆転写ポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)を用いて末梢血中のDPDmRNAとTSmRNAの発現を検出した。カペシタビン錠剤(第一補助)を含む化学療法を行った。カペシタビン錠剤(1000mg・m-2・d-1,2回経口投与,d1d14)+オキサリプラチン130mg・m-2,静脈点滴2h,d1,21dは1サイクル;DPDmRNAとTSmRNA発現レベルと臨床病理特徴及び化学療法治療効果との関係を分析した。結果;60例のAGC患者のDPDmRNAとTSmRNAの相対発現量はそれぞれ2.702±1.993と0.717±0.360であった。AGC患者の末梢血中のDPDmRNAとTSmRNA発現は患者のLauren分類と明らかに相関した(DPD;χ2=4.571,P=0.033;TS:χ2=8.124,P=0.004)。TSmRNA発現は遠隔転移と有意に相関した(χ2=7.716,P=0.007)。DPDmRNAとTSmRNAの発現が高ければ高いほど、患者はカペシタビンを含むプランの治療効果が悪い(DPD:r=-0.565、P<0.01;TS:r=-0.571,P<0.01)。DPDmRNAとTSmRNAの連合高発現組は、カペシタビンを含むプランの治療効果が最も悪い(P<0.05)。結論:AGC患者の末梢血のDPDmRNAとTSmRNAは高発現を示し、その一部の悪性臨床特徴及びカルペシタビン含有方案の治療効果不良と関係がある。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】