抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】脊椎手術患者における血液凝固と線溶機能に及ぼすアントラサイクリンの局所投与の効果を調査する。方法:2017年10月-2018年10月、陸軍軍医大学大坪病院の脊柱外科で多分節、胸腰椎後路植骨融合内固定術を行った患者96例を選び、ランダムに4群に分ける。対照群(生理食塩水洗浄切開),静脈点滴群(静脈点滴1%アミノメチルシクロ酸注射液),0.5%アミノメチルシクロ酸群(切開に0.5%アミノメチルシクロ酸注射液)と1%アミノメチルシクロ酸群(切り口に1%アミノメチルシクロ酸注射液を応用),各群24例。各群の術後1,2,3日目の切開ドレナージ量を測定し、術前と術後1、2、3日目の凝血五項目[活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)、プロトロンビン時間(PT)、トロンビン時間(TT)、フィブリノーゲン(FIB)。国際標準化比(INR)は,D-ダイマー(D-D)レベルを免疫比濁法で測定した。組織型プラスミノーゲン活性化因子(t-PA)とプラスミノーゲン活性化抑制物質(PAI-1)をELISAで測定した。血栓最大振幅(MA),反応時間(R),凝固時間(K),凝固角(Angle),および線溶活動(LY30)を,血栓弾力図(TEG)で測定した。退院前1日に両下肢B超音波検査を行った。結果:術後1、2、3日目に、静脈点滴群、0.5%のカルバミド酸群、1%のカルバミド酸群のドレナージ量はいずれも同時相対照群より少なく、1%のカルバミド酸群のドレナージ量は0.5%のカルバミド酸群及び静脈点滴群より少なく、統計学的有意差があった(P<0.05)。4群間のAPTT,PT,TT,FIBおよびINRの統計的有意差は認められなかった(P>0.05)。術後1、2、3日目に、静脈点滴群、0.5%のカルバミド酸群、1%のカルバミド酸群のD-D水は対照群より低く、0.5%のカルバミド酸群、1%のカルバミド酸群のD-D水は平均的に静脈点滴群より低く、1%のカルバミド酸群のD-Dレベルは最低であった。(P<0.05)。4群間のt-PAとPAI-1の有意差はなかった(P>0.05)。手術後1日目、静脈点滴群、0.5%のカルバミド酸群、1%のアミノメチルシクロ酸群のMAはいずれも対照群より高く、1%のカルバミド酸群のMAは静脈点滴群と0.5%のアミノメチルシクロ酸群より高く、統計学的有意差があった(P<0.05)。術後2、3日目の各群の間にMAの比較に統計学的有意差がなかった(P>0.05)。4群間のR,K,AngleおよびLY30の統計的有意差は認められなかった(P>0.05)。退院前1日B超音波の結果、両下肢深部静脈血栓形成は見られなかった。結論:脊柱手術において、同じ用量のカルバマト酸を局所投与する抗フィブリン溶解と止血作用は静脈投与方式より優れている。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】