抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:高齢者の粗隆起骨折患者の術後治療における抗骨粗鬆症療法の意義を検討する。方法:粗隆起骨折と大腿骨近位反回髄内釘(PFNA)で治療した老年患者58例、不透明封鎖法を用いて抗骨粗鬆症治療群(A群)28例と非抗骨粗鬆症治療群(B群)30例に分けた。患者の一般状況を記録した。A群の患者は術後抗骨粗鬆症治療を受け、B群は投与しなかった。フォローアップを行い、定期的にX線写真を検査し、骨折の癒合時間、全身の他の部位の骨折の発生状況、および深部感染、寛骨内反、内固定物切断、内固定物の周囲骨折、内固定失敗などの合併症の発生状況を記録し、術後6ケ月。術後12ケ月に股関節機能に対してHarris採点と患者の患側大転子骨密度検査を行った。【結果】すべての症例を追跡調査した。A群の骨折治癒時間は(12.1±2.9)週で,B群は(12.8±3.3)週で,群間に有意差はなかった(P>0.05)。両群とも深部感染、寛骨内反、内固定物切断、内固定物の周囲骨折、内固定失敗などの合併症は発生しなかった。追跡期間中,A群は患肢とその他の部位の再骨折を発生せず,B群は2例の橈骨遠位骨折と1例の胸椎圧迫性骨折が発生し,群間比較に統計学的有意差がなかった(P>0.05)。術後6カ月と術後12カ月、股関節HarrisスコアA群はそれぞれ(87.3±14.6)と(95.8±15.4)で、B群(78.6±15.9)と(86.1±16.8)より高く、A群患者の骨密度はそれぞれ(0)であった。74±0.05と0.81±0.09,B群で(0.66±0.08)と(0.71±0.10)で,有意差があった(P<0.05)。結論:老年患者の粗隆間骨折PFNA術後に抗骨粗鬆症治療を行うかどうかは、骨折癒合時間に明らかな影響がなく、合併症の発生率に有意差がないが、骨密度の向上と股関節機能の改善には積極的な意義がある。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】