文献

J-GLOBAL ID：201902211396130122   整理番号：19A1647718

血小板凝集メディエータにヒントを得た多機能止血接着剤のためのセロトニン修飾ヒアルロン酸ヒドロゲル【JST・京大機械翻訳】

A serotonin-modified hyaluronic acid hydrogel for multifunctional hemostatic adhesives inspired by a platelet coagulation mediator

著者 (4件)： An Soohwan (Department of Biotechnology, Yonsei University, Seoul 03722, Republic of Korea. [e-mail]) ,  Jeon Eun Je ,  Jeon Jihoon ,  Cho Seung-Woo
資料名： Materials Horizons  (Materials Horizons)
巻： 6  号： 6  ページ： 1169-1178  発行年： 2019年 
JST資料番号： W2467A  ISSN： 2051-6355  CODEN： MHAOAL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 出血制御は,創傷および外傷性損傷の手術および外科的治療の間,非常に重要である。この必要性は,種々の止血剤の開発と実用化につながった。しかしながら,現在利用可能な止血剤は,細胞毒性および免疫原性成分の存在および血液凝固系における個人差のために,生体適合性および止血性能に関連するいくつかの限界を有している。本研究において,血小板における血液凝固メディエータにより触発されたヒドロゲルシステムを,改良された性能と多機能性を有する新しいクラスの止血接着剤として開発した。提案したヒドロゲル系は,セロトニン抱合ヒアルロン酸を用いて調製され,その両方は,それらが体の天然成分であるので,非常に生体適合性である。セロトニンは血小板における血液凝固メディエーターとして作用することにより止血を促進し,接着ヒドロゲルを形成する架橋剤として作用する。セロトニン抱合ヒアルロン酸ヒドロゲルは,市販のフィブリンに基づく止血剤と比較して,正常および血友病損傷によりin vivoで有意に改善された止血能力を示し,止血後の異常な組織接着を防止した。このヒドロゲル系は,血小板凝固機構に触発されて,既存の止血剤のいくつかの限界を克服し,出血制御を実質的に改善し,それにより手術手技の結果を改善する新しい止血接着剤である。Copyright 2019 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *ヒドロゲル ,  フィブリン ,  *接着 ,  細胞毒性 ,  血液凝固 ,  *止血 ,  *接着剤 ,  出血 ,  生体適合性 ,  *血小板 ,  *ヒアルロン酸 ,  抱合 ,  止血薬 ,  窒素複素環化合物 ,  フェノール類 ,  芳香族縮合化合物 ,  第一アミン
準シソーラス用語： *多機能 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (5件)： 金属及び金属化合物の毒性  (GZ02022V) ,  電子輸送の一般理論  (BM03020C) ,  医用素材  (GA05040H) ,  炭素とその化合物  (YB02060D) ,  機械的性質  (YH02022L)

物質索引 (1件)： セロトニン

タイトルに関連する用語 (9件)： 血小板凝集 ,  ヒント ,  多機能 ,  止血 ,  接着剤 ,  セロトニン ,  修飾 ,  ヒアルロン酸 ,  ヒドロゲル