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J-GLOBAL ID：201902211418571943   整理番号：19A1171182

スリランカにおける家庭規模の嫌気性消化に関する現場調査

An on-site survey on household-scale anaerobic digestion in Sri Lanka

著者 (3件)： Madusanka Kotte Hewa Praween (Solid Waste Disposal Engineering Laboratory, Division of Environmental Engineering, Graduate School of Engineering, Hokkaido University, Sapporo, Japan) ,  Matsuto Toshihiko (Solid Waste Disposal Engineering Laboratory, Division of Environmental Engineering, Graduate School of Engineering, Hokkaido University, Sapporo, Japan) ,  Tojo Yasumasa (Solid Waste Disposal Engineering Laboratory, Division of Environmental Engineering, Graduate School of Engineering, Hokkaido University, Sapporo, Japan)
資料名： Journal of Material Cycles and Waste Management (Web)  (Journal of Material Cycles and Waste Management (Web))
巻： 21  号： 2  ページ： 394-405  発行年： 2019年 
JST資料番号： U1388A  ISSN： 1438-4957  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,スリランカにおける家庭規模の嫌気性消化(AD)を,100人のAD利用者を訪問することにより調査した。プロセスフロー,物質フロー,バイオガスとバイオスラリーの管理,廃棄物処分の変化,および設置コストを,遭遇する問題の観点から分析した。ADを使用する主な動機は,オープン投棄の代わりにバイオガスによるエネルギー回収と適切な有機廃棄物管理である。一方,いくつかの問題を明らかにした。ADは,入力廃棄物の量に対してほとんど経済的に過大なサイズである。メンテナンスは不十分であり,特に脱硫装置のないことでガス利用装置の寿命を減少させている。バイオガスの供給と需要の間の不均衡も問題である。低い供給の例には,家畜廃棄物の限られた部分だけがADに供給される場合を含んでおり,利用者へ照明や発電のための付属品を供給する必要がある。これらの問題を克服するためには,国家と自治体による技術指導と支援が必要である。廃棄物管理のための将来におけるADの適切な使用を拡大するための可能なシナリオは,バイオガスとスラリーの最大使用による節約であり,ADの導入コストはほとんど6年以内に回収できる。Copyright 2018 Springer Japan KK, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *嫌気性処理 ,  スリランカ民主社会主義共和国 ,  *家庭 ,  実態調査 ,  *バイオガス ,  エネルギー回収 ,  廃棄物管理 ,  エネルギー供給 ,  エネルギー需要 ,  生産 ,  *廃棄物処理装置
準シソーラス用語： エネルギー需給 ,  バイオガス生成

著者キーワード (6件)： SRILanka ,  家庭規模の嫌気性消化 ,  現場アンケート調査 ,  バイオガス ,  スラリー ,  コスト回収

分類 (2件)： ごみ処理  (SC05030O) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： スリランカ ,  家庭 ,  規模 ,  嫌気性消化 ,  現場 ,  調査