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J-GLOBAL ID:201902211661657972   整理番号:19A1971019

エスクレチンは鼻上皮細胞における炎症性サイトカインとムチンのヒスタミン誘導発現を阻害する【JST・京大機械翻訳】

Esculetin inhibits histamine-induced expression of inflammatory cytokines and mucin in nasal epithelial cells
著者 (3件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 821-827  発行年: 2019年 
JST資料番号: H0759A  ISSN: 0305-1870  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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アレルギー性鼻炎(AR)は慢性炎症と密接に関連する呼吸器疾患の一種である。エスクレチンは天然クマリン誘導体であり,抗アレルギーおよび抗炎症効果を有することが報告されている。しかし,ARにおけるエスクレチンの役割は研究されていない。本研究では,in vitroモデルを用いて,ARに及ぼすエスクレチンの影響を調べることを目的とした。ヒト鼻上皮細胞(HNEpC)を,エスクレチンの前処理の有無にかかわらず,ヒスタミンにより24時間刺激した。mRNAレベルおよびIL-6およびIL-8を含む炎症性サイトカインの産生ならびにムチン5AC(MUC5AC)を,それぞれqRT-PCRおよびELISAを用いて測定した。結果は,エスクレチンがHNEpCsにおいてヒスタミン誘導発現とIL-6,IL-8およびMUC5ACの分泌を抑制することを示した。さらに,ウェスタンブロット分析を用いてNF-κB p65,p-p65及びIκBαの発現レベルを検出することにより,NF-κB経路に及ぼすエスクレチンの影響を調べた。エスクレチン処理はヒスタミン誘導p-p65発現とp-IκBα分解を抑制した。NF-κB経路の阻害は,HNEpCsにおけるIL-6,IL-8およびMUC5ACのヒスタミン誘導産生を抑制した。これらの知見は,エスクレチンがHNEpCにおける炎症性サイトカインとムチンのヒスタミン誘導産生を抑制し,それはNF-κB経路の阻害により部分的に仲介されることを示唆した。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
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神経の基礎医学  ,  運動器系の基礎医学  ,  腫ようの化学・生化学・病理学  ,  循環系の基礎医学 

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