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J-GLOBAL ID:201902211935802152   整理番号:19A2301654

粘膜ワクチン接種のための安全なアジュバントとしてのテトラグリシン-l-オクタアルギニンで修飾した生分解性ヒアルロン酸【JST・京大機械翻訳】

Biodegradable Hyaluronic Acid Modified with Tetraglycine-l-octaarginine as a Safe Adjuvant for Mucosal Vaccination
著者 (10件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 1105-1118  発行年: 2019年 
JST資料番号: W3686A  ISSN: 1543-8384  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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著者らは,細胞透過性ペプチドで修飾された高分子の粘膜ワクチン接種の補助剤としての利用可能性を調べ,典型的な細胞透過性ペプチドであるD-オクタアルギニンがグラフト化された非分解性ポリ-(N-ビニルアセトアミド-co-アクリル酸(PNVA-co-AA)を開発した。著者らの以前のマウス感染実験は,免疫グロブリンG(IgG)と免疫グロブリンA(IgA)が,7日間隔でインフルエンザウイルス抗原とd-オクタアルギニン結合PNVA-co-AAの混合物による4回鼻接種により全身循環で誘導され,鼻粘膜で分泌され,免疫化マウスは完全に相同ウイルス感染から保護されることを示した。本研究では,臨床応用の観点から細胞透過性ペプチドを有する新規生分解性高分子を設計した。30%の単糖類単位比でテトラグリシン-l-オクタアルギニンによりグルクロン酸を修飾したヒアルロン酸の開発に成功した。ヒアルロン酸誘導体は,上記接種スケジュール下でD-オクタアルギニンまたはテトラグリシン-d-オクタアルギニンのいずれかを含むPNVA-co-AAと同一のアジュバント活性を示した。さらに,7日間隔での4回接種と28日間隔での2回接種の間に,体液性免疫に差がないことを見出した。臨床的に実用的なより少ない数の接種による後者のスケジュールを介して誘導された鼻腔内IgAは,ウイルス株のサブタイプを超えて交差反応性を示した。in vitro毒性研究により,ヒアルロン酸誘導体は対応するPNVA-co-AA誘導体よりも毒性が低く,重合体及びそれらの代謝産物の両方が遺伝毒性を示さないことを示した。結果は,テトラグリシン-l-オクタアルギニン結合ヒアルロン酸が粘膜ワクチン接種のための臨床的に価値があり,安全なアジュバントであることを示した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
免疫療法薬・血液製剤の基礎研究  ,  免疫反応一般 

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