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J-GLOBAL ID：201902212096385951   整理番号：19A1421286

土壌環境における内分泌撹乱化学ノニルフェノールに対する作物植物の生理学的応答【JST・京大機械翻訳】

Physiological response of crop plants to the endocrine-disrupting chemical nonylphenol in the soil environment

著者 (3件)： Kim Dokyung (Department of Environmental Health Science, Konkuk University, 120 Neungdong-ro, Gwangjin-gu, Seoul, 05029, South Korea) ,  Kwak Jin Il (Department of Environmental Health Science, Konkuk University, 120 Neungdong-ro, Gwangjin-gu, Seoul, 05029, South Korea) ,  An Youn-Joo (Department of Environmental Health Science, Konkuk University, 120 Neungdong-ro, Gwangjin-gu, Seoul, 05029, South Korea)
資料名： Environmental Pollution  (Environmental Pollution)
巻： 251  ページ： 573-580  発行年： 2019年 
JST資料番号： D0984B  ISSN： 0269-7491  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ノニルフェノールは様々な産業で使用されている内分泌撹乱化学物質であり,地球環境に常に放出されている。しかし,土壌環境におけるこの化学物質の植物毒性に関する研究はほとんどなかった。本研究では,ノニルフェノール(Vigna radiata)とイネ(Oryza sativa)を,ノニルフェノールを含む土壌で14日間と21日間(それぞれ,急性と慢性曝露を反映して)成長させた。そして,ノニルフェノールを含む土壌で生育した作物植物における植物成長(シュート成長と根発達)の変化に加えて生理的応答(クロロフィル含有量,光合成活性,気孔開口サイズ)を評価した。リョクトウにおいて,クロロフィル含有量と気孔サイズはノニルフェノールへの曝露によって減少した。クロロフィル含有量の減少は,ノニルフェノールに起因する細胞透過性の増加による膜障壁の損傷による電解質漏出に起因した。さらに,リョクトウの葉の壊死が2000mg/kg土壌で観察された。イネにおいて,シュート成長,クロロフィル含有量および根発生は,2000mg/kgでのノニルフェノールへの慢性曝露によって減少した。曝露濃度は高く,ノニルフェノールは非持続性であるが,土壌へのそれらの一定の放出は陸上生態系へのリスクをもたらす。これらの知見は,農業実践におけるノニルフェノールの土壌生態リスク評価に有用な情報を提供する。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 植物成長 ,  内分泌撹乱物質 ,  クロロフィル ,  イネ属 ,  *農作物 ,  リョクトウ ,  気孔 ,  植物毒性 ,  農業 ,  地球環境 ,  *生理学
準シソーラス用語： 持続性 ,  *ノニルフェノール ,  *内分泌撹乱 ,  *土壌環境 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 内分泌撹乱化学物質 ,  ノニルフェノール ,  植物毒性 ,  Oryza sativa ,  Vigna radiata

分類 (2件)： 土壌汚染  (FB04100T) ,  植物に対する影響  (EE05030G)

タイトルに関連する用語 (8件)： 土壌環境 ,  内分泌撹乱 ,  化学 ,  ノニルフェノール ,  作物 ,  植物 ,  生理学 ,  応答