抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】糖尿病前症(pre-DM)患者における心血管イベントの予測における心拍数変動性(HRV)の時間領域および周波数領域指標の価値を調査する。【方法】2010年2月から2012年5月までに,山東省,Zhengqing(山東)の新里程総合病院内分泌科外来で受診したpre-DM患者(pre-DM群)122例および当病院の健康者80名(NC群)を選択し,両群のHRVの時間領域および周波数領域指標の変化を比較した。6年間フォローアップし、HRVが長期心血管イベントの予測価値を評価した。【結果】pre-DM群のBMI,FPG,2hPG,C-P,FIns,LDL-C,HDL-C,TG,TC,HbA1c,インシュリン抵抗性指数(HOMA-IR)および高感度C反応性蛋白質(hsC-RP)は,NC群より高かった。しかし,正常R-R間隔の標準偏差(SDNN),5分の平均心拍数(SDANN),全スペクトル(TF),低周波,高周波はNC群より低かった(P<0.05またはP<0.01)。pre-DM群の99例の患者はフォローアップを完成し、そのうち31例(31.31%)はT2DMに進展し、SDNN、SDANNはその他の患者より低かった(P<0.05)。心血管イベント群(n=18)と心血管イベントなし群(n=81)の心血管イベント群(n=81)と心血管イベント群(n=81)のSDANNは,心血管イベントのない群(P<0.05)の心血管イベント群(P<0.05)より,pre-DM群(n=18)と心血管イベント群(n=81)において低かった。SDANNによる心血管イベントの予測曲線下面積は0.799(95%CI0.6590.907,P=0.034)であり、診断閾値は71msであり、対応する感度、特異性は81.36%、86.90%であった。SDANNの閾値をグループ分けした結果,SDANN<71ms患者の心血管イベント累積発生率はSDANN≧71ms患者より明らかに高かった(Logrankχ2=21.181,P<0.01)。Logistic回帰分析の結果,TC,HbA1c,HOMA-IR,hsC-RPは心血管イベントの危険因子であり,SDNN,SDANN,TFは心血管イベントの保護因子であった(P<0.05)。結論:HRVの時間領域、周波数領域指標はpre-DM患者の長期心血管イベントに対して一定の予測価値がある。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】