文献
J-GLOBAL ID:201902212316245345   整理番号:19A2871971

ホモロジーモデリングと部位特異的変異誘発はヒトモノカルボン酸輸送体1(HMCT1)と4(HMCT4)の基質選択機構の基礎となるアミノ酸残基を同定する【JST・京大機械翻訳】

Homology modeling and site-directed mutagenesis identify amino acid residues underlying the substrate selection mechanism of human monocarboxylate transporters 1 (hMCT1) and 4 (hMCT4)
著者 (8件):
資料名:
巻: 76  号: 24  ページ: 4905-4921  発行年: 2019年 
JST資料番号: B0496A  ISSN: 1420-682X  CODEN: CMLSFI  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ヒトのモノカルボン酸輸送体(HMCTS/SLC16As)は,細胞膜を横切るモノカルボン酸化合物の輸送を仲介する。HMCTSの中で,hMCT1とhMCT4は様々な組織で発現し,輸送基質はエネルギー代謝に関与する。両輸送体はL-乳酸輸送を仲介するが,hMCT1はL-5-オキソプロリン(L-OPro)を輸送するが,この化合物はhMCT4により最小輸送される。このように,hMCT1とhMCT4の間の基質特異性の違いの原因となる分子機構に興味を持たせた。従って,hMCT1とhMCT4の3D構造モデルを作成し,これら輸送体の基質特異性に関与するアミノ酸残基を同定した。hMCT1の基質特異性はターンオーバー数(M69)及び基質親和性(F367)に関与する残基により調節され,これらの残基はL-OProの-NH-部分の認識(直接又は間接)に関与することを見出した。さらに,hMCT1の相同性モデルは,M69とF367がhMCT1の他の領域との疎水性相互作用に関与し,L-OProの結合と転移サイクルにおける潜在的に重要な役割を強調することを予測した。変異誘発実験はこのモデルを支持し,効率的なL-OPro輸送は位置69で疎水性で長い線形構造,位置367で疎水性,γ分岐構造を必要とすることを示した。著者らの研究は,アミノ酸残基M69とF367がhMCT1によるL-OProの輸送のための重要な分子要素であることを示した。これら2つの残基は基質認識および/または基質誘導立体配座変化に関与している可能性がある。Copyright 2019 Springer Nature Switzerland AG Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子構造  ,  酵素生理 

前のページに戻る