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J-GLOBAL ID:201902212346507729   整理番号:19A1452521

クオラムセンシング調節過程における干渉因子としてのセレンとテルルに基づくナノ粒子:ビオラセイン生産と細菌バイオフィルム形成【JST・京大機械翻訳】

Selenium and tellurium-based nanoparticles as interfering factors in quorum sensing-regulated processes: violacein production and bacterial biofilm formation
著者 (6件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 1104-1114  発行年: 2019年 
JST資料番号: W2338A  ISSN: 1756-5901  CODEN: METAIR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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クオラムセンシング(QS)と呼ばれる細胞から細胞へのコミュニケーションシステムは,細菌細胞における特定の標的遺伝子の転写を促進し,異なる細胞過程の活性化をもたらし,それらのいくつかは細菌の生物膜形成に関連している。細菌バイオフィルムの形成は抗生物質耐性に好都合であり,今日,有意な公衆衛生問題である。本研究において,セレン(SeNP)とテルル(TeNPs)ナノ粒子の効果を,Chromobacterium violaceumによるビオラセイン生産と緑膿菌による生物膜形成によって媒介された2つの細菌過程で調べた。この目的のために,これらのナノ粒子の存在下での色素生産の定量を,C.violaceum株を用いてモニターした。さらに,異なる顕微鏡画像技術の組み合わせを適用して,緑膿菌の3D生物膜構造の変化を調べ,それを構造的計量計算(基層面積,細胞面積被覆率および生物量)を実行することにより定量化した。SeNPは,C.violaceumによるビオラセイン生産において80%の阻害をもたらし,緑膿菌生物膜構造(細菌バイオフィルムの生物量における80%の減少)に及ぼす有意な影響を得た。TeNPsは同様にビオラセイン生産と緑膿菌生物膜構造に影響を及ぼすが,濃度レベルは低い。得られた結果は,SeNPとTeNPsによるQSシグナル伝達系の重要な破壊を示唆し,細菌バイオフィルム形成に関連する細菌耐性の新たな問題に対抗する有望なツールとしてナノテクノロジーを支持する。Copyright 2019 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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微生物感染の生理と病原性  ,  微生物生理一般 
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