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J-GLOBAL ID:201902212503980008   整理番号:19A1477864

Triticum aestivum L.における熱ショック転写因子ファミリーのゲノムワイド同定と非生物的ストレス応答パターン【JST・京大機械翻訳】

Genome-wide identification and abiotic stress-responsive pattern of heat shock transcription factor family in Triticum aestivum L.
著者 (5件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 257  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7048A  ISSN: 1471-2164  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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種々の非生物的ストレス下での作物生産性の強化は,農業研究の主要な目的である。世界の主要作物の1つとしてコムギ(Triticum aestivum L.)は熱ストレスに非常に敏感であり,収量と品質の両方に悪影響を与える。植物熱ショック因子(Hsfs)は,非生物的および生物的ストレス応答において重要な役割を果たし,ストレス耐性を付与する。このように,多機能Hsfsは,ストレスの組合せを特徴とする環境を生存する能力を持つ新しい株の生成において潜在的に標的となる可能性がある。本研究では,コムギの放出されたゲノム配列とモデル単子葉植物(Oryza sativa)と双子葉(Arabidopsis thaliana)植物のHsf蛋白質配列で構築された新しいHsf蛋白質HMM(隠れMarkovモデル)モデルを用いて,全ゲノムTaHsfs同定を行った。82の非冗長で完全長のTaHsfsを21の染色体上にランダムに位置させた。Arabidopsis thaliana,Oryza sativaおよびZea maysによる構造特性および系統発生分析を用いて,これらの遺伝子を3つの主要なクラスに分類し,さらに13のサブクラスに分類した。コムギまたは他の植物では報告されていない新しいサブクラス,TaHsfC3が見出され,A.thaliana,O.sativaまたはZ.mays Hsfファミリーにおいてオーソログ遺伝子を示さなかった。高い割合の相同性TaHsf遺伝子群の観察は,ゲノムの融合後に起こった異質倍数体過程がTaHsfファミリーの拡大に寄与することを示唆する。さらに,RNA-seqによるTaHsfs発現プロファイリングは,TaHsfが非生物的ストレスだけでなく植物ホルモンにも応答できることを明らかにした。さらに,TaHsfファミリー遺伝子は種々の処理に応答してクラス,サブクラスおよび器官特異的発現パターンを示した。Hsf遺伝子の包括的解析はコムギで行われ,最も複雑なHsf遺伝子ファミリーの1つをより良く理解するのに有用である。異なる非生物ストレスおよび植物ホルモン処理下での発現パターンの変化は,コムギにおけるTaHsf機能および対応するシグナル伝達経路の更なる解析の手掛かりを提供する。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  植物の生化学 
引用文献 (76件):
  • Aust J Agric Res; The tolerance of wheat to high temperatures during reproductive growth. I. Survey procedures and general response patterns; I Wardlaw, I Dawson, P Munibi, R Fewster; 40; 1; 1989; 1-13; citation_id=CR1
  • Proc Natl Acad Sci U S A; Perception of climate change; J Hansen, M Sato, R Ruedy; 109; 37; 2012; 14726-14727; citation_id=CR2
  • Aust J Plant Physiol; Effect of timing of heat stress during grain filling on two wheat varieties differing in heat tolerance. I. Grain growth; P Stone, M Nicolas; 22; 6; 1995; 927-934; citation_id=CR3
  • J King Saud Univ-Sci; Plant heat-shock proteins: a mini review; MH Al-Whaibi; 23; 2; 2011; 139-150; citation_id=CR4
  • Prog Nat Sci; Progress in the participation of Ca2+-calmodulin in heat shock signal transduction; R Zhou, B Li, H Liu, D Sun; 19; 10; 2009; 1201-1208; citation_id=CR5
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